ブログ:伊藤かよこさんが本を出した!

先日、東京のセミナーに
伊藤かよこさんが顔を出してくれ、
その際に2冊目の著書である
「痛みの迷路を抜け出したい!」
(青春出版社)を持ってきてくれました。

伊藤さんの1冊目の著書である
「人生を変える幸せの腰痛学校」
(プレジデント社)を読んだとき、
衝撃が走りました。

なぜならば、
慢性痛の考え方や対応の仕方について、
これ程までにわかりやすく、
かつ、的を射た内容になっている本を
見たことがなかったからです。

そのためこの本の内容について
2回にわたりブログで紹介しました。
ブログ:腰痛学校①
ブログ:腰痛学校②

すると驚いたことに
著者である伊藤さんから
お礼のメールが届いたのです。

伊藤さんとはそれ以来のお付き合いです。

以前、2冊目の本を出したいと言っていたので
それがいつ出るのか楽しみにしていたところ
今回、その目標を実現し、
できたての本を直接手渡すために
わざわざ来てくれたのです!

今回も前回と同様、小説の形をとっており、
先生と患者さんとのやりとりを通して、
慢性痛のことが理解でき、
かつ、どのように対応したらいいのか、
その具体的な方法がわかるようになっています。

この本を読んで内容を十分に理解し、
かつ書かれていることを実践できれば、
自ずと慢性痛が
治ってしまう仕組みになっている本です。

ただ内容がわかりやすいと言いながらも
どこまで本当に自分の中に落とし込み、
それを実行できるかは、
人によって異なると思いますが‥

慢性痛の理解において先ず知っておくことは
慢性痛と急性痛とは全く違うということです。

ケガや炎症など、
原因がはっきりしている急性痛の場合は
薬が効き、整形外科的治療が有効です。

しかし慢性痛の場合は、
従来的な治療法では
どうすることもできないのです。

なぜならば、
慢性痛の原因は局所の異常ではなく、
脳の神経回路の過敏な反応が
原因だからです。

この点を理解することはとても重要です。

例えば自転車に初めてのるときは
うまく乗れませんが、
ある程度慣れてくると
意識しなくても
自然に乗っている自分がいます。

最初はなんとか自転車に乗ろうと
意識を集中しながら練習します。

それを繰り返すうちに
脳の神経回路が新たに形成され、
次第に自転車に乗る感覚やコツが
つかめるようになるのです。

その結果、今度は意識せずとも
難なく自転車に乗ることが
できるようになります。

これがまさに脳の神経回路が
新たに形成された結果なのです。

実は慢性痛においても
同じ現象が起こっています。

慢性痛を持っている人のほとんどは、
早く治したいという思いがあるため、
痛みに意識が向きがちです。

それを繰り返すことで神経回路が強化され、
常に痛みに注意が向くことで、
かえって痛みを
感じやすくなってしまうのです。

よく痛みのときは安静にと言われますが、
慢性痛の場合は、それは当てはまりません。

当てはまらないどころか
かえって逆効果になります。

なぜならば、人は安静にしていると
自ずと痛みに意識が向いてしまうからです。

この点を理解することなく
慢性痛を克服することはできないのです。

慢性痛で重要なのは
安静ではなく動かすこと、
つまり散歩などの運動なのです。
(続く)

ブログ:伊藤かよこさんが本を出した!” に対して1件のコメントがあります。

  1. 伊藤かよこ より:

    伊藤かよこです。
    さっそくありがとうございます!

    本が売れない時代と聞いていましたが、想像以上に何の反応もありません(笑)
    黒丸先生のこちらのブログ、大切に大切にシェアさせていただきます。

    続きも楽しみです。
    どうぞよろしくお願いします。

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