ブログ:自分を変える方法④

(前回からの続き)
また、多くの人は周囲の目が気になり
つい同調してしまうという
行動パターンがあります。

でも、これもうまく利用すれば
自分にとってプラスになります。

例えば、運動でも食事でも
手本となるような人がいたら、
その人のやっていることを
そっくりまねをするのです。

これが「コビー&ペースト戦略」です。

その人のやっていることに同調することで、
自分も同じように
できるようになってしまうというわけです。

勉強ができる友達がいると
自分も自ずと勉強ができるようになるのと
同じ原理です。

もちろん、
自分と同じくらいのレベルの人で
うまくやれている人を
見つける必要があります。

天才的に勉強ができる友達がいても
レベルが違いすぎると、
自分にはできないと思ってしまい、
かえって意欲をなくしてしまうため
よい影響を受けることはできません。

なお、同調するのではなく、
やり方の説明を受けるだけでも
十分に影響を受ける可能性はあります。

私は習慣力セミナーも開催しており、
そこでは私が習慣を身につけた方法を
参加者に話をしています。

実際、その話を聴いただけで
実際に運動などの習慣を身につけた人は
たくさんいます。

さて、4回にわたり、よい習慣を身につけ、
自分を変えるための方法について
いろいろとお話をさせていただきました。

私も習慣力セミナーを開催してから
6年以上の年月が経ちました。

その間、自分でもたくさんの習慣を
身につけることができました。

ただし、どれも最初から
うまくいったわけではありません。

試行錯誤しながら、
今自分がやっている形に
たどり着いたと言う方が
正しいかもしれません。

例えば、ジムに行くように
なったのはよいのですが、
やはりサボりたくなるときもあります。

それも「5分だけでもOK」という
ルールを決めてからは、
ジムに行く率が格段に上がりました。

ブログも1日50文字でOKと決めてからは
週2本のペースで書けるようになりました。

一方で、やめてしまった習慣もあります。
そのひとつが瞑想です。

瞑想もいろいろと工夫しながら
2年ほどやりましたが、
最終的な自分に合わないと判断し、
やめることにしました。

一見、よさそうな習慣であっても、
どうしても身につかない場合は、
本当に身につけたいと思っているのかを
もう一度考えてみる必要があります。

いくら人がよいと言っていても、
必ずしも自分によいとは限りません。

これも実際に取り組んでみて
初めてわかることです。

最後に、私が習慣を身につけるために
とても重要だと思っていることがあります。

それは「記録」です。

例えば、運動をしたら、
「○」とか「20分」といったことを
毎日記録しておくことです。

私は長年持ち歩いている手帳に書いていますが、
自宅のカレンダーでもスマホやパソコンでも
何でも結構です。

記録するという作業は、
習慣を継続する上においては
必要不可欠なことだと考えています。

私はあるときから切り絵をやり始めました。
全くの趣味の領域です。

毎日、昼食後に休憩がてら
切り絵を30分くらいしています。

私にとっては結構楽しい時間です。
とりあえずこれも習慣化しようと、
毎日手帳に「○」をつけていました。

1年以上毎日やり、習慣化もできたので、
昨年から記録をするのをやめました。

趣味としての楽しい作業であり、
あえて記録などしなくても
毎日同じようにやり続けると
思っていたからです。

ところがあるとき気づいたのです。
切り絵をやらなくなっていたことに。

これにはびっくりしました。
あんなに楽しみにしていた切り絵を
昼食後にしていない自分がいたのです!

そのときに初めて「記録」の大切さを
思い知らされました。

記録をするという意識があるからこそ
切り絵をやることを思い出しますし、
たまに忙しくて忘れているときがあっても
手帳を見ると思い出すのです。

楽しい趣味ですら、
記録をしなくなると、
やらなくなってしまうのですから、
ましていわんや運動やブログといった
多少の頑張りが必要なものなどは
なおさらのことです。

「記録」は習慣化を確実なものにしてくれる
大切なパートナーなのです。

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