ブログ:自分を変える方法③

(前回の続き)
習慣化するためには
毎日続けることが大切ですが、
時間に追われクタクタに疲れる日々の中で
忘れずにやり続けるというのも
実は結構、難しいことです。

例えば、毎日夜にウォーキングを
しようと決めたとしても、
疲れていたり、
帰りが遅くなってしまったりすると
つい忘れてしまうことも少なくありません。

一度忘れるとやる気が半減し、
二日続けてやらないと、
「もう、や~めた」と思ってしまい、
ウォーキングを習慣化する試みは、
簡単に潰えてしまいます。

それを防ぐための工夫が
「合図つき計画」です。

最も基本となるのが、
「~したら、~する」というパターンを
決めておくという方法です。

これは、行動しようと思っていることと、
何か特別な合図を
結びつけておくというものです。

「玄関で靴を脱いだら風呂に水を入れる」
「机に座ったら本を開く」
「寝る前にトレーニングウエアを用意する」
といった具合です。

私の場合は「朝、風呂から出たら、
トレーニングウエアを着る」を
ほぼ毎日実行しています。

そうすることで、
ジムに行く気になりますし、
車のエンジンをかけたらすぐに
ジムに向かって走れます。

また、病院には朝6時前に着き、
それから仕事が始まる8時半までの
2時間半の時間は私の時間であり、
やるべきルーティンをサクサクとやります。

これも「これをし終えたらこれをする」
というパターンが決っているので、
何ら迷うことなく実行に移せます。

このブログを書くという作業も、
その中のルーティンのひとつです。

このように、
やるべきことを習慣化するためには、
「合図つきの計画」が有効です。

そのさい「いつ」「どこで」
「どうやって」ということを、
できるだけ詳しく決めておくことも
大切です。

何事もそうですが、
どうしようかなと迷っていると、
ついスマホや動画を見たりしてしまうなど、
楽な方に流れてしまうものです。

だからこそ、
考えることなくサクサクこなせるように
いつ、どこで、何をするかを
事前にしっかりと決めておくことが
習慣化するためのコツなのです。

ただし、パターン化することで、
逆に融通が利かなくなるため、
かえって挫折しやすくなるという
マイナス面もあるので注意が必要です。

どんなことでもそうですが、
毎日同じことを
例外なく続けるというのは不可能です。

体調が悪いとか、急な用事や飲み会など
普段の生活とは異なる
例外的な状況になることは
ごく普通にあります。

ですからルーティンにも
柔軟性を持たせる必要があります。

私の場合、出張など、
忙しくなることが予想される場合、
ルーティン作業を前日に
2日分するということもよくします。

また、飲み会のあった次の日は
身体が重いのでジムには行かず、
自宅で腕立て伏せ3回、腹筋3回、
スクワット10回すれば、
その日の運動はOKという
例外ルールを作っています。

また、たまに寝坊をすることもあり
(目が覚めたら5時半!)、
そういうときはジムには行けません。

その場合は自宅で
腕立て伏せ30回、腹筋30回、
スクワット150回すればOKと決めており、
それで対応しています。

このように例外ルールを決めておくことで、
たとえジムに行けない日があったとしても
毎日運動は続けているという状況を
作ることができるのです。

このように習慣化するためには
あれこれ考えることなく、
すぐさま行動に移せるように
「~したら~をする」とパターン化
しておくことがポイントになります。

またその一方で、
やれなかったときのための対策、
つまり例外ルールを
事前に決めておくことで、
毎日やり続けているという事実を
作るというのも、
習慣化していくための大切なコツの一つです。
(続く)

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