ブログ:都合の悪いことは隠せ!
私たちは、何か都合の悪いこと、
例えば仕事上のミスや、
ウソをついたという事実などは、
あわよくばバレないことを期待して
あたかも何もなかったかのように
振る舞うものです。
個人的な、小さなことであれば、
誰かに多少の迷惑はかかるかもしれませんが
さほど大きな問題にはならないことも
多いでしょう。
しかし、これが組織ぐるみの隠蔽、
例えば不正や経理のごまかしなどの場合は、
それが明るみに出ると
大きな社会問題になりかねません。
同じことは当然、医療の世界でもあります。
本来、医療は病気や健康に関して、
客観的事実や科学的根拠に基づき、
治療や予防を行います。
しかし、医学の世界も日進月歩であり
今まで正しいと思われていたことが
実は違っていたということは
当然のようにあります。
例えば、脂肪分を取り過ぎると太るとか、
傷口は毎日しっかりと
消毒しないといけないといったことは、
以前は常識でした。
しかし今はどちらも否定されており、
太るのは脂肪ではなく、
炭水化物の取り過ぎですし、
傷口を毎日消毒すると、
かえって治りが遅くなります。
このような事実は、
多くの研究でわかってきたことであり、
それに伴い、医学の常識も変わるのです。
ただし、今まで脂肪が肥満の原因だと
言い続けていた人にとっては
少々バツが悪いものです。
ですから、
自分が正しいと思っていたことが
実は間違ってという事実を知っても、
見て見ぬ振りをしてしまうのも
無理からぬことかもしれません。
3年間続いたコロナ騒動も
5月8日をもって、
とりあえず区切りがつくことになりました。
しかし、その後も
マスクを付ける、付けないとか、
ワクチンをする、しないという問題は、
しばらくは尾を引きそうです。
それは仕方ないことだと思うのですが、
ただ、新たな事実が出てきたら、
たとえ自分らに都合の悪いことでも、
しっかりと国民に示してもらいたいものです。
例えばマスクのことです。
医療の世界では、毎日のように
新しい論文が発表されています。
その中でも、
質の高い医療情報の発信で
世界的に定評のある
コクランという非営利団体が、
ウイルス感染症に対する
マスクの有効性を検討した研究論文を
2023年1月30日付で公開しました。
結論を言うと、
マスクはウイルス感染の予防に
有効性は認められないというものです。
この論文は、一つの研究ではなく、
世界中で発表された
信頼性の高い論文を一堂に集め、
それを分析した結果であり、
最も信頼性の高い論文になっています。
当然、これだけしっかりした論文であれば、
誰も文句のつけようがなく、
今までマスクは有効だと
言い続けていた人でも、
さすがに過ちを認めざるを得ない…
と、思いきや、
どうもスルーを決め込んだようです。
今までさんざん、そして今もなお、
マスクは感染予防に
有効だと言っている手前、
いまさら、そんなことは
言えないのでしょう。
仕方ないです。
人間はそういうものですから。
さらに、もうひとつ
都合の悪い事実があります。
こちらの方が悪質です。
改ざんや隠蔽ですから。
何かというと、
厚労省が出していた
ワクチンに関するデータです。
アメリカでは、
ワクチンを接種した12歳から17歳の子供
約100万人のデータを取ったところ、
時間の経過とともに
ワクチンの効果はマイナスになりました。
つまり、ワクチンを打つ方が、
かえってコロナに
感染しやすくなるということです。
しかし、厚労省が発表していた
データを見る限り、
そのような逆転現象は
認められませんでした。
それを不審に思った
名古屋大学の小島勢二名誉教授が
国内データを調べたところ、
厚労省の集計に
誤りがあることが発覚しました。
そのためデータを修正し、
再度発表したところ、
やはり日本でも、
2回接種者の感染予防効果が
ほとんどの年代でマイナスに転じており、
3回接種者でも一部の年代では
逆転現象が認められました。
つまり、ワクチンを打つことで、
打たない人に比べ、
コロナに感染しやすくなった、
もしくは
発症しやすくなってしまうということです。
これはあまりにも都合の悪いデータであり、
厚労省も立つ瀬がなかったのでしょう。
以後、接種歴別のデータの発表を
打ち切ってしまいました。
これなどは、明らかに
厚労省にとって都合のよい結果を出すために、
データの集計の仕方を意図的に
ごまかしたところがあるように思われます。
そうでなければ、
こんな単純な集計ミスなど
起こすはずがありません。
今回の不都合な真実も、
ばれてしまったからには、
もう、表に出す気はないでしょう。
さんざん、ワクチンを打ちましょうと
言い続けた手前、
実は、ワクチンを打つと
かえってコロナになりやすいという事実は
見て見ぬ振りをするしかありません。
ワクチンを買い込みすぎて余り、
結局、1兆円以上のお金が
無駄になったというニュースが
最近流れていましたが、
厚労省もワクチンをさばくのに
必死だったのだと思います。
所詮、人間、こんなもんなんです。