佐渡ヶ島で朝を迎えた旅行三日目は
5時前には起きて先ずは温泉へ。

風呂を出るとすぐさま
朝の散歩に出かけました。

すると雲の切れ目から、
太陽が顔を出したではないですか!

今回の旅行で初めて見た太陽に、
思わずやったー!とガッツポーズを
とってしまいました。

それくらい太陽のまばゆい光が
嬉しく思えたのです。

港まで歩いて15分程度でしたので、
そこまで陽光の暖かさを感じながら、
ぶらぶらと歩いて行きました。

途中、5時間100円と書いてある駐車場を見て
佐渡の駐車場は安いんだな~といたく感心。

朝食は7時からだったので、
それに間に合うように部屋に戻り、
「今日は晴れそうだなあ~」と呟くと、
「でも天気予報は曇り時々雨になってるよ」
との返事。

天気予報など当てにはならないので、
なんとかなると思いながら、
朝食会場に向かいました。

ここでも、
まるで黙食を強いられているかのように
みんな静かに食事をしていました。

あっ、声が聞こえたと思ったら
ホテルの係の人の会話でした。

そんな雰囲気に従い、
私たちも全く会話をすることなく、
黙食に徹していました。

さて、今日は妙高高原へ行く計画を
立てていました。

先ずは、行きと同じ超高速旅客船
ジェットフォイルで9時半に佐渡を出発、
10時半には新潟港に到着。

そこから新幹線〈とき〉に乗り、
長岡駅に到着したのが11時半過ぎでした。

次の乗り継ぎ列車の中で食べる弁当を
構内にあるコンビニで調達、
嫁さんは焼肉弁当を、
私はかつ丼弁当を購入しました。

12時05分発の信越本線に乗り込み、
直江津まで鈍行列車の旅を楽しみました。

もっとも、電車に乗り込むやいなや、
弁当を広げて食べ始めたので、
4人掛けの席の正面に座っていた若い女性は
とっても迷惑そうな目で
私たちを見ていました。

もちろん、そんなことは
全く気になりません。

その後は、車窓からの景色を楽しみながら、
1時間半の旅を楽しんでいました。

日本海に最も近い駅である
「青海川駅」(無人駅)も見ました。
確かに、駅のすぐ下が日本海でした。

13時半には直江津に到着、
そこからレンタカーを借りて、
目的地の妙高高原へまっしぐら。

上信越自動車道を飛ばし、
15時前にはホテルに到着しました。

新潟から4時間以上かけて
ここまで来た目的はただ一つ、
妙高高原スカイケーブルで山頂駅まで行き、
そこから妙高山をはじめとする
雄大な山々を眺めながらの
トレッキングでした。

ホテルで出迎えてくれた係員に
スカイケーブルのことをたずねると、
「この時期は点検のため動いていません」
との返事。

がぎゃ~ん!

でも実を言うと、
それほどショックではありませんでした。

そもそも妙高高原は小雨で、
壮大な山々の風景を見ることは
全くできない状態だったからです。

ケーブルが動いていようがいまいが、
どうせ、何も見えないことには変わりなく、
何のためにわざわざ妙高高原まで来たのか
わからないと、
少々投げやりの気持ちにもなっていました。

仕方なく、どこか近場で
お薦めの観光スポットは
ありますかとたずねると、
しばらくあれこれ思いを巡らし、
苗名滝(なえなたき)や
関山神社くらいですかねえ~
と教えてくれました。

車で20分程度と手ごろだったので
せっかくなので、
その二つを訪れることにしました。

苗名滝はガイドブックにも載っている
有名な滝です。

途中、いもり池という
観光スポットもあったので
そこにも寄ることにしました。

いもり池はその昔、
いもりがたくさんいたというので
その名がついたようです。

でも今はいもりはいなさそうで、
たんなる池でした。

本当はここから見る妙高山が
絶景だそうですが、
私が見たのは、大半を雲で覆われ、
すそ野しか見えない妙高山でした。
残念のひとこと。

その後、苗名滝の駐車場まで車を走らせ、
そこからは30分程歩いて、
やっと苗名滝の雄姿を
見ることができました。

日本の滝100選にも選ばれているだけあり、
ごう音を立てて水しぶきを上げて落ちる様は
確かに雄大でした。

ただ、もう少し近くで見ようと、
さらに歩を進めると、途中で
「倒木のため立ち入り禁止」の立て札が。

せっかくの雄姿も、
結局、遠目でしか見られなかったのは
少々残念でした。

その後、30分程度かけて、
今度は関山神社へ行きました。

行くには行ったのですが、
そこは社があるだけの
普通の神社でした。

いったい私たちは
何のためにこの神社に来たのか
意味が分からないままに
ホテルに戻りました。

夕食前に温泉に入り、
6時から別室で夕食。

いつもは盛り上がらない夕食ですが、
なぜかこの日は話が盛り上がりました。

子供4人のうち、
どの子が私と性格が似ているのかとか、
だれがどんな性格だとか、
すべて子供についての話でしたが
それで十分に盛り上がりました。

この2時間で、
3年分の話はしたと思います。
嫁さんもよくしゃべっていました。

ビール4本、日本酒4合程度と
それなりに飲んで酔った勢いも
あったかもしれません。

酔うというのは怖い面もありますが、
一方で、このようによい面もありますよね。

話は盛り上がりましたが、
8時半には部屋に戻り寝ました。

何のための妙高高原だったが
大いに疑問が残りましたが、
飲めて話しができただけでも
よしとしましょう。
(続く)