ブログ:最大のタブー、禁酒に挑戦!?
前回は禁煙について話をしましたが、
そうなると当然、
禁酒も扱わないわけにはいきません。
しかし今まで、禁酒に関しては
このブログではずっと避けてきました。
それどころか、
酒の適量なんていうのは
人それぞれ違うのだから、
ビール500mlや日本酒1合までが
適量などという基準はナンセンスだと
言って放っていたくらいです。
その背景には、
私はお酒が大好きであり、
お酒をやめる気など
1ミリもないという事実があります。
そのため
当然、禁酒の話など
するはずもありません。
ところが、
先日たまたま本屋で
垣渕洋一著の
「そろそろ酒をやめようかなと
思ったときに読む本」(青春出版社)を
見つけてしまったのです。
酒をやめようなどとは
少しも思っていませんが、
どんなことが書いてあるかについては
関心があったので、
とりあえず買って読みました。
一言でいうならば、今ひとつでした。
ほとんど目新しいことはなく、
一般に言われていることの羅列で
私にとってはあまり面白くない本でした。
しかし、少しでもお酒を
減らしたいという人にとっては、
多少なりとも役立つことはあるでしょうし、
一度読んでみる価値はあると思います。
そんなことを言っておきながら何ですが、
「えっ!」と思ったことがありました。
それは、
アルコールは食品か、嗜好品か、薬物か?
という質問があり、
著者の答えは薬物だというのです。
脳や身体への影響を考えると
アルコールは
れっきとした薬物だというのですが、
薬嫌いの私にとっては、
少々痛いところを突かれた気がしました。
もしも本気で、
酒は薬物だと思えたら
飲むことに
抵抗を持つようになるかもしれませんが、
今は自分の都合のよいように理解し、
アルコールは断じて薬物などではなく、
正真正銘の嗜好品だと思っています。
あともうひとつ勉強になったのは
タイプ別の話でしょうか。
アルコールの強さは
遺伝的に決まっており、
私は日本人に最も多いB型です。
つまり、飲んでも顔は赤くならず
二日酔いにもならないタイプです。
その分、つい飲んでしまい
肝臓に負担がかかる傾向にあると
書いてありました。
私などはよく、
宴会ではガンガン飲むので、
肝臓は大丈夫ですかと
皆さんから心配されます。
よほどの大酒のみだと
思われているようですが、
宴会のときにはたくさん飲みますが、
普段、家ではあまり飲まないので、
当然肝機能も正常です。
今年の健診でも
AST(GOT)やALT(GPT)、
最もアルコールと関係のあるγ-GTPでも
すべて15~20前後であり
これはこの10年以上変わっていません。
つまり肝機能に関しては
ウルトラ超スーパー完璧な
「正常」ということです。
このことから見ても
私のお酒の飲み方は
全く以て適量だと断言できます!
と、言っておきます。
そうは言いながらも、
飲み会では普段よりは
多少?多めに飲んでしまうため、
時には?どうやって帰ったか
覚えていないということはあります。
さすがにこれは
よろしくないと思っているので、
ここは少し対応に工夫が必要だと
思っています。
さて、私のように家で飲むときは
適量ですむ人はよいのですが(強調)、
そうではない人もたくさんいます。
そんな人のために、
減酒するためのコツについて
簡単にまとめておきます。
先ずは「見える化」しておくことは
とても重要です。
つまりどれくらい飲んだのかを
記録しておくことです。
私の場合、家での1日の飲酒量は
ビール350mlと日本酒1合、
それに焼酎50ml(ストレート)程度です。
夕食と一緒に飲み、
時間にして1時間半くらいです。
私は家での酒量は記録していませんが、
宴会で飲んだ場合は
記録するようにしています(ときどき)。
ただし、酒量の上限を
決めているわけではないので、
飲みたいだけ飲み、
あとはただ、
飲んだ杯数を記録しているだけです。
それでも、記録するだけで
飲んでいることを常に意識化できるため、
ただ飲んでいるよりも
確実にセーブできます。
これはよい方法だと自分でも思っています。
ですから、
酒量を減らしたいと思っている人は
先ずは飲んだ量を記録することから
始めたらよいかと思います。
あと、目標を立てることは大切です。
そうは言っても、
できない目標を立てる必要はありません。
例えば、毎日ビール500mlを
3本飲んでいる人がいたら、
先ずはそのうちの1本を
350mlにするといった程度からです。
時間をかけて
少しずつ習慣化していけばよいのです。
また、食事をしながら飲むとか、
グラスを小さくして、
1口ずつゆっくり飲むというのも
全体量を減らすのには有用です。
それから時間制限も大切です。
私が家で飲む場合は、
19時半頃からの見出し、
21時には寝ることにしているので、
自ずと飲酒はそこでとまります。
本には水を飲みながら飲むとか
ノンアルコールビールなどを
利用すると書いてありました。
しかし、私にはこれはなかなか
採用しづらい提案だと思いました。
ウイスキーや焼酎を
ストレートで飲む場合に
水も一緒に飲むというのはできますが、
ノンアルコールはちょっと‥
いずれにせよ
いろいろと試してみて
自分にあった方法を見つけるというのが
よいのではないでしょうか。
他にもいろいろと書いていますので、
興味のある人は
一度読んでみて頂ければと思います。
私は宴会のときの飲み過ぎ対策を
もう少し考えることにします。
明日のYouTubeの生配信では
飲み過ぎないようにしようと
心に誓っていません。
YouTube「目からウロコの黒丸コミュニケーション」