前回は、3月15日にオープンした
カウンセリングルーム「セラとぴあ」が
開設された経緯についてお話させて頂きました。

今回は、「セラとぴあ」だからこそできること、
つまり他のカウンセリングルームでは
決して経験できないメリットについて
お話をさせて頂きます。

私が、ケアギバーのための
カウンセリングルームを
開設したいと思ったのは、
ホリスティックコミュニケーション
(以下ホリコミ)実践セミナーでの経験が
大きく影響しています。

当初は、アロマセラピストや
鍼灸師、整体師といった、
セラピストや治療家を対象とした
セミナーを考えていました。

なぜならば、彼ら彼女らのほとんどが、
アロマや鍼灸、整体といった手技によって
症状が改善すると思っており、
コミュニケーションにより
「心の治癒力」が引き出された結果、
症状が改善されているという側面もあることを
ほとんど理解していなかったからです。

ですから、セラピーの効果を
最大限に高めるためにも、
先ずは、その現実を知ってもらい、
さらに「心の治癒力」をうまく引き出す
ホリコミを学び、
その考え方やテクニックを
仕事にも取り込んでほしいというのが
私の思いでした。

ところが、セミナーを受講した
セラピストの人たちが、
実はたくさんの悩みや問題を
抱えていることに気づいたのです。

セラピストと言っても一人の人間なので、
悩みがあるのは当然なのですが、
人を癒すという立場であるがゆえに、
普段はその事実が覆い隠され、
あまり表に出てこなかったのです。

このセミナーは、
自分の実際の悩みや問題を出してもらい、
それをホリコミを使って解決するための
様々なコツやテクニック、考え方を学ぶ場です。

もちろん中には心理カウンセラーもいます。
他人の問題は上手に解決できるのに、
自分の子供やご主人との関係の問題になると
とても悩んでいるというカウンセラーは
一人や二人ではありませんでした。

このように、
心身のケアを専門とする癒しのプロでも、
実は、自分の問題となると、
なかなか解決できないという現実があることに
ハッとさせられたのです。
これは当然、私自身にも言えることです。

だからこそ、
ケアギバーに対する
カウンセリング経験を活かし、
本来はケアが必要であるにもかかわらず、
ケアがうけられないケアギバーの方々に
気軽に来てもらえるカウンセリングルームを
作ることを思い立ったのです。

また、ここでのカウンセリングは
ケアギバー特有の問題にも
威力を発揮します。

例えば、どうしたらもっと、
よりよいケアを提供できるのか、
どうしたらもっと
うまくコミュニケーションが
取れるようになるのかといった悩みです。

まさに、ケアをする相手が
いるからこその悩みです。

私は、そのようなケアギバーの方々にこそ
「セラとぴあ」でのカウンセリングが
役立つと思っています。

なぜならば、ここで提供される
ホリコミの考え方やスキルは、
ケアギバーがかかわっている
患者さんやクライエントに対しても
そのまま使えるからです。

ホリコミは、従来のカウンセリングとは
全く異なる考え方に基づいたアプローチです。

それは、問題の原因を探るのではなく、
希望や可能性に焦点を当てたアプローチを
中心に置いているところに特徴があります。

それを引きだすための
様々なコツやテクニックが、
ホリコミにはあるのです。

つまり、自身がカウンセリングを受けることで、
「このような反応の仕方をすると、
こんなにも『わかってもらえた』と思えるんだ!」
「こんな質問をされることで、
『こうしたらいいんだ』と気づけるんだ!」

そんな体験ができるので、
今度は、その学びや気づきを
自分のカウンセリングや
コミュニケーションにも
取り入れることができるのです。

つまり、自分が癒され、
悩みや問題が解決されるカウンセリング体験が、
同時にカウンセリングの
学びの場にもなっているのです。

だからこそ、
相手に対するケアやコミュニケーションの質を
もっと高めたいという
ケアギバー特有の問題にも有用なのです。

また、自分がカウンセリングを受け、
ホリコミをもっと深く学び、
自分のクライエントに対しても
積極的に使っていきたいと思う
ケアギバーの方がいたならば、
そのときは、ホリコミ実践セミナーで
本格的に学ぶこともできます。

いずれにせよ、
あらゆるケアギバーの方々が癒され、
自分の悩みや問題が解決され、
さらにはクライエントに
希望や可能性をもたらすコミュニケーションを
身につけてもらえるきっかけとなるならば、
「セラとぴあ」の存在意義は十分にあると
考えています。

興味のあるケアギバーの方、
一度「セラとぴあ」を訪れてみてください。
お待ちしております。