ブログ:カウンセリングルーム「セラとぴあ」

いよいよ本日から、
オンラインのカウンセリングルーム
「セラとぴあ」が始動します。

今でもまだ、
本当に現実してしまったんだ…と、
思っているのが本音のところです。
まあ、あとは前へ進むだけですけど。

「セラとぴあ」が
オープンした経緯はこうです。

ホリスティックコミュニケーション
(以下ホリコミ)実践セミナーを始めてから
13年が経過しました。

今まで通り続けていてもよいのですが、
多少マンネリ化していることは否めません。

そこで、今後のことを真剣に考えようと思い、
昨年の10月に有志4人が集まり、
延々7時間に及ぶ話し合いをしました。

もっとも、そのうちの6時間は
みんなでワイワイと楽しく
飲んでいただけでしたが…

そのときに、私が今考えている、
今後のやりたいことについて
いろいろと話しをしたのですが、
その中のひとつにカウンセリングルームを
作るというものがありました。

ホリコミ実践セミナーの卒業生の中には、
認定セラピストになっている方も何人かおり、
その人たちの実践の場を作りたいというのも
ひとつの大きな目的でした。

後日、有志メンバーの一人である市岡さんから、
大変意欲に満ちた計画が提案されました。

それによると、実践セミナーと並行して、
動画配信やカウンセリングルームを運営し、
5年後くらいをめどに
会社にしようというものでした。

いきなり大きな話になってしまいましたが、
とりあえず動き出そうということになり、
先ずは、カウンセリングルームを
どうするかという話し合いが始まりました。

11月からは毎週1回、
Zoomで打ち合わせをしながら、
HPを作ったり、規約を作ったり、
セラピストとの契約をしたりと
準備は着々と進んで行きました。

もっとも、そのほとんどの作業は
市岡さんがやってくれたので、
私は、ただぼーっとしていればよかったので
結構楽でした。

結局、カウンセリングは、
オンラインでやることになりました。

私はオンラインが嫌いなので、
やるなら対面がいいと思っていました。

しかし、コロナに不安を抱く人が
未だにたくさんいるこのご時世では、
オンラインでやる方がよいだろうという
妥当な結論に達しました。

もっとも認定セラピストは
全国に散らばっているため、
対面でやるとなるとルームの確保の問題や
地理的な理由で
クライエントが制限されてしまうなど、
様々な問題がありましたが、
オンラインでやることが決まり、
これらの問題は一気に解決しまいた。

あと、「セラとぴあ」というネーミングですが、
これは単なる思いつきです。
意味は後付けしています。
でも、悪くはないと思っています。

それと重要なのが、
誰を対象にし、何を目的とするのかを
はっきりさせることです。

いろいろと考えた結果、
ケアギバーの人たちを対象とした
カウンセリングルームにすることにしました。

ケアギバーとはケアを提供する人のことで、
一般的にはヘルパーや介護士を意味しますが、
私はこれを広い意味でとらえています。

つまり、身体的援助としてのケアだけではなく、
心理的援助としてのケアを提供する人、
具体的には医療従事者やセラピスト、療法家、
カウンセラー、ソーシャルワーカー、
福祉や支援、相談業務に携わる人たちも
ケアギバーと考えています。

なぜ、ケアギバーの人たちを
対象にしたのかと言うと、
彼ら彼女らも一般の人と同様、
仕事での悩みをはじめとし、
職場や家庭での人間関係の問題など
様々な悩みや問題を抱えているからです。

スタッフがやる気を出してくれない、
早く帰りたいのに仕事が終わらない、
夫(妻)と、つい喧嘩になってしまう等々、
たくさんの悩みを持っています。

にもかかわらず、
自分は人をケアし、
人を癒す専門家だという立場上、
自分自身の問題は
自分で解決しなければいけないと
知らず知らずのうちに
思ってしまってしまうところがあります。

要するに、ケアを提供する人自身が
実はケアを必要としているにもかかわらず、
ケアを受けられていないという現実があるのです。

だからこそ、「セラとぴあ」が
ケアギバーのためのカウンセリングを
やればいいと思ったのです。
(続く)

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