前回の続きです。
自分自身のものの見方や考え方に
最も大きな影響があったのはという質問に、
「私から実際のカウンセリングを受けたこと」
だと答えていた人が
一番多かったことにはびっくりしました。

もちろん、実際の悩み事を扱うので、
ときとして、カウンセリングにより
大きな変化や気づきがあることは
十分に理解できます。

ただ、あくまでも
デモンストレーションとして
やっているので、
そこまでインパクトがあるとは
思っていなかったのです。

中には、カウンセリングがきっかで
人生が大きく変わったと言ってくれた人も
何人かいました。

だからこそ、セミナーでは
デモンストレーションをすることは
必要不可欠だと再確認した次第です。

もっとも、その重要性に気づいたのは
セミナーを始めてから数年が経ってからです。

と言うのは、
最初はコミュニケーションの技術やスキルを
教えることが目的で始めたセミナーでした。

ところが、やっているうちに
セミナーを受けることで
自分自身の悩みや問題が解決した、
自分の考え方が大きく変わったという人が
参加者の多くを占めることに気づいたのです。

その時に思ったのです。
このセミナーはコミュニケーションのスキルを
教えるために始めたのですが、
実際には参加者の悩みや問題を解決し、
癒しをもたらすセミナーにも
なっているということに。

実際、ホリコミについての
自由記載の質問に対しては
「思い込みから解放されて楽になった」
「自分の悩みが解決される」
「癒される」
「生きるのが楽になった」
といった記述が多く見られました。

このような声を多く聞くようになり、
このセミナーはスキルを学ぶことを通して
自分自身のものの見方や考え方が変わり、
それが自分の癒しや問題解決につながると
思うようになりました。

そのため私はスキルの習得に
勝るとも劣らず、
参加者の癒しの側面に
力を注ぐようになったのです。

ホリコミを学ぶ上で役に立った、
ものの見方や考え方が変わったと思うのは、
なにもデモンストレーションだけではありません。

ものの見方や考え方に大きな影響を
与えたと思われるもののなかで、
デモンストレーションの次に多かったのが、
「参加者の様々な思いやエピソード、
それに関連して私が話すはなしが聴けたこと」
でした。

私は毎朝、参加者の声を聴くようにしています。
感じたことや考えたこと、
身近に起こった出来事でも何でもいいので
一人一人自由に話をしてもらいます。

それに対して私がコメントや
それに関連する話をするのですが、
これが参加者のものの見方や考え方に
少なからず影響があったようです。

実は、私はこの時間がとても好きです。
コミュニケーションの実際を教えたり、
デモやワークをやるのもよいのですが、
その中だけでは収まりきらない
様々な思いや考え、エピソードがあります。

それらを参加者の話に合わせて
自由に話させて頂きます。

話す内容も多岐にわたりますが、
長いときには20分以上しゃべりますので、
これはもう「小講義」のようなものです。

もっとも他の参加者の思いを聴いて
感動した、共感したという声をもよく聞くので、
私の話だけではなく、
参加者一人一人の話もそれなりの
インパクトや影響があるのだと思います。

最後に、もうひとつものの見方や考え方に
大きな影響を与えたと
多くの参加者が答えた項目があります。
それが「5時からセミナー(飲み会)」です。

私は飲むのが好きなので、
5時までのセミナーに勝るとも劣らず、
この5時からセミナーが好きなのです。

つい飲み過ぎてしまい、
へべれけになってしまったりすることも
たまに(??)ありますが、
とにかくみんなでワイワイ盛り上がるので
あっという間に5時間くらい
経ってしまうのです。

アンケートには、
「人間とは問題だらけの生き物だと気づき、
またそれでよいのだと勇気づけられた」
「いい塩梅でいい加減になることを学んだ」
「俗人としての存在を見て感動した」
などなど、
私の泥酔姿を思い浮かべながら書いているとしか
思えない記述が多々ありました。

この5時からセミナーがあるからこそ、
高いレベルの内容であるにもかかわらず、
「ゆるい」「アットホーム」といった印象を
持ってもらえるのだと思います。

また、このような雰囲気があるせいか、
参加者同士の横のつながりも生まれ、
それが自分に大きな影響を与えたと答えた人も
数多くいました。

このようなアンケート結果から、
このセミナーは、
コミュニケーションスキルを学ぶだけではなく、
参加者が癒され、自己肯定感が高まり、
また、自分の価値観が変わる場でもあると
いうことがわかりました。

全体を通して、
意外と役立っていることがわかり
ホッとしました。

みなさん、本当にありがとうございました。