しばらくは言うまいと思っていましたが、
どうしても我慢ができなくなってきたので
今回は急きょ書くことにしました。
新型コロナウイルス(以下CV)の
報道についてです。

CV感染が収まってきたと思いきや
第二波が訪れ、
またもや連日のCV報道に
正直、うんざりしています。

マスコミはどうして、
私たちの不安や恐怖心を
煽ることばかりするのでしょうか。

もう少し、客観的で冷静な目で見た報道を
してもらえないものでしょうか。

連日、感染者数が最多を記録したとか、
全国で1日の感染者数が
千人を超えたとか言っていますが、
これって毎日言わないと
いけないことなのでしょうか。

例えば一番感染者数が多い東京は、
8月14日現在までの感染者数は16,474人です。

東京都の人口は1,400万人ですので、
感染率は0.0012つまり0.12%です。

ちなみに16,474人の76%に当たる
12,526人はすでに回復しています。
報道するのであれば回復者数も
しっかりと言ってもらいたいものです。

さらに東京都の死亡者数は336人で
人口10万人当たりの死亡者数で見ると
2.4人です。

日本全体で見ても、
感染者数は51,147人で、
そのうちの36,134人は回復しています。

死亡者数は1,063人ですので、
人口10万人当たりの死亡者数は0.8人です。

なお亡くなっているのは圧倒的に高齢者であり、
70歳以上が80%以上を、
60歳以上を含めると95%になります。

逆に言うと60歳未満の死者は
ほとんどいないということになります。

昨年のインフルエンザの死者数は
3千人以上いましたが、
ほとんどニュースになることはありませんでした。
当然、65歳以上の高齢者が90%以上を占めています。

もっとも肺炎で亡くなる人は、
最新の平成30年のデータでは約10万人でした。
これも当然、多くは高齢者が占めています。

このように、死者の数を云々言うのであれば、
インフルエンザや肺炎で亡くなる人の方が、
圧倒的に多いにもかかわらず、
こちらはあまり報道されません。

ちなみに昨年の交通事故死は、
過去最少の3,215人で5割以上が高齢者です。

CV感染での死者の数は毎日報道されるのに、
それよりも数の多い交通事故の死者数は
これまたほとんど報道されません。

いつ何時、出くわすかわからないという意味では
CV感染も交通事故も同じですが、
報道の扱いは雲泥の差があります。

60歳未満のほとんどの人が治る
CV感染症なのに、
なぜこんなにも不安感を
煽らなければいけないのでしょうか。

インフルエンザが流行した際は、
休校措置が取られたりしましたが、
映画館や居酒屋が
閉鎖になることはありませんでしたし、
経済活動も普通に行われていました。

今は、生活環境もがらりと変わってしまい、
経済的に困窮する人や倒産する企業も
たくさん出てきています。

不安を煽りすぎることで、
生活も変わってしまうので、
経済的な問題は当然出てきます。
これでよいのでしょうか。

「コロナ」という言葉が独り歩きしてしまい、
それにより国民感情が煽られ、
みんなが振り回されている現状が
とても歯がゆいのです。

それからもうひとつ気になることがあります。
それは感染予防のことです。

可能な限り感染を防ぐという意味で
感染予防に力を注ぐのはよいのですが、
これまた必要以上に
過敏になっている気がするのです。

私はジムに通っていますが、
8月11日に突然、マスクの着用に関する
貼り紙が貼りだされました。

飛沫感染の防止に努めるためとのことでしたが、
マスクをしながら走るのはかなりきついです。
(中国では死亡事故も出ています)

おまけに、私は朝の5時前にジムに行くので、
人はほとんどいません。
当然、会話もしません。

何でもかんでも一律にこうしろと言うのは、
単なるポーズにしか思えません。

国や行政の言っていることは
ちゃんと守っていますよというポーズです。

せめて、誰も人がいないときや、
他人との距離が10m以上離れている場合は、
運動中のマスクは外しても構いませんとか、
一言書いてもらいたいものですが、
そんなことは絶対に書いてくれません。

コンサートやスポーツ観戦もそうです。
ソーシャルディスタンスはよいのですが、
友達と二人で行って、
着席中は会話もせず、席も離れて座り、
催しが終わると同時に一緒になり
おしゃべりをしながら帰るのです。

他人同士であれば、
席を離して座る意味は分かるのですが、
友達同士の場合は全く意味がないと思います。

本来、客観的なデータに基づいた証拠を
提示するためには、
同じ状況で感染した場合と
感染しなかった場合の両者のデータが必要です。

例えば、居酒屋で横並びに座って飲んだ場合と、
対面に座って飲んだ場合とでは、
感染する確率に違いがあるのかを
調べる場合などです。

その場合、横並びで感染した数と、
横並びして感染しなかった数、
対面で感染した数と
対面でも感染しなかった数の
4通りのデータがない限り、
対面は横並びより感染率を高めるとは
言えないのです。

しかし今の段階では、
それに関するデータは存在しません。
単に、横並びで飲んだ方が
感染の可能性は少なくなんじゃないという
憶測や思い込みに基づく話にすぎないのです。

一部、居酒屋で感染が
広がったという報道があり、
そこばかりに目が行ってしまいがちですが、
大多数の人は、居酒屋に行っても
感染など起きないのです。

にもかかわらず、
感染が広がったという事実が1件でも出れば、
それがクローズアップされ、
居酒屋も危ない!などという
これまた間違った思い込みを
植え込まれてしまうのです。

普段は、何かにつけ
科学的なデータはあるのかと言うわりには、
今回のCV感染の予防対策に対しては、
そんなのは度外視で、
とりあえずよかれと思うものを「強要する」ような、
そんなイメージが拭い去れません。

言いたいことは他にもたくさんありますが、
長くなりすぎたので今回はこれでやめます。

私の願いはただひとつ、
不安や恐怖を煽るだけの報道はやめ、
もう少し客観的な視点に立った報道を
してもらいたいということだけです。

そうすればもう少し国民のみなさんも、
現実に即した考え方と生活が
できるようになるのではないでしょうか。