先日、京都で習慣力セミナーを開催しました。
その準備をする中で再認識したことがありました。
それは記録をすることの大切さです。

運動でも読書でも片付けでも、
習慣化したいと思うことがあれば、
それを毎日記録することが必要不可欠になります。

逆に言うと、
身につけたいと思っている行動を
記録作業なしで習慣化することは
極めて困難ということです。

なぜならば、
習慣化されていない行動は、
つい、さぼりたくなってしまい、
そのうち忘れ去られてしまうからです。

記録をつけるということは、
自分がやっていることを
「見える化」するということです。

例えば、ウォーキングをしたら〇、
できなかったら×といった印を手帳につければ、
これが「見える化」です。

記録をするものも、
カレンダーでも手帳でもスマホでも
何でもかまいません。
とにかく、やったことを記録して
「見える化」すればよいのです。

「見える化」することで、
毎日やるべき行動に意識が向きますし、
今日もやれたという達成感や満足感を
自覚することもできるため、
行動を継続しようというモチベーションを
維持しやすくなります。

今回新たに気づいたことは、
すでに習慣化されている行動でも
記録することで、
より内容が充実するということです。

私の場合、運動やブログなど、
いくつかの習慣を記録していますが、
その中で読書時間も記録しています。

私は読書が好きなので、
時間があるときや
移動時はたいてい本を読んでいます。

ですからあえて記録をつける必要もないのですが、
2年ほど前から
毎日、最低10分は読むようにし、
それを記録として残すようにしました。

普段は午後の空き時間を利用して
30分程度は読みますし、
とても忙しい一日だったときは、
帰る間際に10分だけ読むようにしています。

記録をつけるようになってからは
とにかく10分でもいいから
毎日読もうという気になって
読むようになりました。

すると、記録をつけずに読んでいた時には、
年間平均80冊くらいでしたが、
記録をつけ始めてからは120冊程度
読めるようになったのです。

つまり読書量が1.5倍になったということです。
これには自分でもびっくりしました。
時間があるときに読むのは当然なのですが、
時間がなくても10分は読むと決め、
それを記録して意識的に実行するだけで、
一年間で40冊も余計に本が読めた計算になります。

それはなぜでしょうか。
確かに10分の積み重ねは大きいと思います。
さらに、10分だけ本を読もうと思って読み始めても
時には20~30分、読んでしまうこともあります。

これは、最初の一歩を踏み出してしまえば
あとは勝手に行動し続けてしまうという
心の癖に基づく行動です。

嫌なこと、例えば勉強でも片付けでも、
最初の一歩さえ踏み出してしまえば、
あとは結構続けられるのと同じことです。

ですから、帰る前に10分だ
読書をしようと思って読み始めると、
意外と読み続けてしまい、
結局帰る時間が少し遅くなってしまうものの、
読書時間は増えるということになります。

そんな小さな積み重ねが、
年間で40冊分になるのですから、
これはバカにはできません。

まさに、たかが10分、されど10分です。
皆さんも、記録による「見える化」をして、
読書時間や勉強時間を増やしてみませんか。