この度、コミュニケーション医学研究会を
立ち上げることにしました。
最初の集まりを2月29日(土)に
東京で開催します。

実は、コミュニケーション医学に関しては、
去年からあれこれ考えるようになりました。
そのきっかけになったのが、
ホリスティックコミュニケーションセミナーの
卒業生を対象とした
金沢での一泊セミナーでした。

卒業生の一人であり、
コンサルタントの仕事をしている
塩山さんの指導の下、
参加者みんなで、私の思いを
どうしたら実現できるかについての
ワークショップを開催しました。

その際のテーマのひとつが、
コミュニケーション医学でした。

コミュニケーション医学とは、
ひと言で言えば、
コミュニケーションそのものが
実は治療になりうるという考え方です。

薬や手術の効果は、
コミュニケーションの質いかんで、
大きく変わってくることが知られています。
つまり、コミュニケーションは
治療としての側面を持っているのです。

医療者がそのことを理解するようになれば、
もっとコミュニケーションの重要性が
クローズアップされてくるだろうと思います。

そうなれば病気治しは、
壊れた機械を修理するのと同じだという
機械論的発想が、
安心感や信頼感、納得感をもたらすかかわりが
治療になるという、
患者さんの心に重きを置いた医療に
変わっていく可能性がでてきます。

コミュニケーション医学の視点が
医療者の間で広く知られ、実感されるようになり
医療の世界の常識になれば、
医療はもっと変わると思っています。

そんな、漠然とした思いがあったのですが、
それを実現するためにはどうしたらよいかを
金沢でのセミナーで話し合いをしました。

その結果、先ずは研究会を作り、
その後、学会にしたら
いいのではという話になりました。

ただ、それは理屈ではわかるのですが、
研究にあまり関心のない私にとって
今ひとつ、現実味に乏しく、
あまり意欲がわきませんでした。

そうは言いながらも、
コミュニケーション医学への思いは強く、
とりあえず何かをしてみようという思いから、
今年の4月に、ホリスティック医学協会
関西支部主催のフォーラムで、
「コミュニケーション医学~薬を使わない治療」
というテーマで講演をさせてもらいました。

これはこれで、自分の考え方を整理する意味でも
またコミュニケーション医学の実現のための
第一歩を踏み出す意味でもよかったのですが、
あくまでも個人的な活動に留まっていました。

ところが、先月東京で開催された、
ホリスティック医学協会の常任理事会で
「コミュニケーション医学研究会」を
作ったらどうかという話が出てきたのです。

自分自らが研究会を作るとなると、
かなりハードルが高いのですが、
協会が運営する研究会のひとつとして、
私が中心となって
研究会を運営していくのであれば、
これはずいぶんとハードルが下がります。

急にやる気が出て来て、
すぐさま研究会の代表世話人を
させて頂くことを了承しました。

その席上にいた、
山本百合子先生(山本記念病院理事長)も、
私も興味がありますと言って下さったので、
その場で研究会のメンバーに
なってもらうことにしました。

そうであれば、
まずは研究会立ち上げの集まりを持ち、
その時に誰かに講演でもしてもらおうかと
考えました。

ふと頭に浮かんだのが、
「腰痛学校」の著者、伊藤かよこさんでした。
とてもよい本だったので、
先日、この本のことを
ブログで紹介させてもらったところ、
思いがけず伊藤さん自身から
コメントが届きました。

そんなことでつながりがもてたので、
ここは一度、講演をお願いしようと思い、
連絡したところ快諾して頂きました。

それ以上のことはまだ何も決まっていませんが、
コミュニケーション医学を
医療に中に根付かせるための第一歩として
この研究会は意義深いものになるのではと、
期待に胸を膨らませています。

詳細が決まりましたら、
ホリスティックコミュニケーションや
ホリスティック医学協会の
ホームページで紹介させて頂きますので、
興味のある方は是非おいで下さい。
お待ちしております。