福岡で習慣力セミナーを開催するに当たり、
私も取り組んだ習慣があります。
それは机の上の片付けです。

私は外来や病棟業務の時間以外は、
医局にある自分の机で過ごしています。

パーティションで仕切られたそのスペースには、
机と椅子があり、
その周囲には、
背丈ほどの高さの本棚が6つあり、
それらはすべて本で埋め尽くされています。
もちろん床にも雑誌や箱類が置いてあります。

毎週、2~5冊程度は本が増えるので、
机の上はいつも本が山積みになっており、
それ以外にもメモ用紙や物品などが
所狭しと置かれています。

今までに何度も
机の上をきれいにしようと思って、
挑戦したのですが、
その時はきれいになっても、
すぐさま元の状態になるということの
繰り返しでした。

そのため、机の上の整理は
半ばあきらめていたのですが、
今回、福岡の参加者とともに、
再度、習慣化に挑戦しようと思い、
自分なりの小さな課題を決めました。

それは、
「毎日1つだけ机の上のものを片付ける」
というものでした。

本1冊でもメモ用紙1枚でも
とにかく何でもよいので、
何かひとつ片付けるというのが、
私に取っての
100%失敗しようがない小さな課題でした。

これを始めて約4週間が経ちますが、
私の机の上が見違える程きれいなのです!
机の上に何もないというわけではないのですが、
きちっと整理されてものが置かれているのです!
これには自分でもびっくりしています。

これまで何回やっても
うまくいかなかったことが、
毎日、何か1つだけ片付けるという課題に
取り組んだだけで、
いとも簡単にきれいになってしまったのです。

今までは、片付けなきゃと思いつつも、
山積みの本を見ると、
それだけでやる気が失せ、
結局、何もせずということの繰り返しでした。

しかし、何かひとつ片付ければよいと思うと、
さほど苦労することなく、
片付けに取り組めるのです。

ひとつだけ片付けようと、
例えば本1冊を本棚に戻したり、
これは読まないと思った本1冊を
捨てたりするのですが、
ほとんどの場合はそれだけではすみません。

そこからもう少しだけ整理をすることになり、
結局、5~10冊程度の本が整理されます。

このように、最初の一歩がうまく踏み出せれば、
あとは少しずつでも片付いていきます。

もちろん、1日1つだけ片付けるというのが
今回決めた課題なので、
気分が乗らないときはそれだけでもよいので
何ら負担になりません。
だからこそ毎日続けられ習慣化されるのです。

今では、その影響は周囲にも広がり、
本棚や床に置いてある雑誌や箱類までもが
少しずつ整理がされるようになりました。

机の上はあまり整理をするものが
なくなってしまったので、
机以外のところのモノを
何か1つ整理をしようと
思うようになったからです。

さらに最近は、
6~700冊はあるだろう本棚の本も、
整理をしたいという思いが強くなってきました。

年間200冊くらいは本を買うので、
取っておくべき本と捨てるべき本を分け、
いらない本はどんどん捨てないと、
とても本棚に収納しきれないのです。

新しい本棚を置くスペースはもうないので、
あとは、捨てるべき本を選び、
それをさっさと捨てるしかありません。

これも、この一カ月くらいで
何とか片をつけたいと思います。

今回、改めて
100%失敗しようがない小さな課題の威力を
まざまざと実感した次第です。

皆さんも一回、
やってみてはいかがでしょうか。