先日福岡で、
意志力・習慣力セミナーの
二日目を開催しました。

このセミナーも今回で5回目です。
内容的にも少しずつ充実していると思います。

習慣力をつけるために最も重要なのは、
最初の一歩をいかに行動しやすくするかです。
その核となる考え方が
「小さすぎて失敗すらできない
100%達成可能な課題」を自分に与え、
それを実行するというものです。

例えば読書の習慣をつけたいとしましょう。
ほとんど読書をしない人にとっては
毎日10分でも本を読むというのは
かなりハードルが高く、
とても100%達成可能な
小さな課題とは言えません。

人によっては1ページ読むというのも
難しいかもしれません。
では1行ならどうでしょうか。
これなら可能かもしれません。

さらに小さくするならば、
読むページを開くという課題でも構いません。
要するに、あまりに小さすぎて、
そんなことなら確実に
できてしまうというレベルの課題を
毎日こなせばよいのです。
そうすれば確実に毎日続けることができます。

もちろん、毎日ページを開くだけでは
読書にはなりません。
だからそんな課題は意味がないのではと
思うかもしれませんが、
それは大間違いです。

毎日ページを開けば、
その日の気分によって
数行~数ページ読むこともあるでしょう。
調子に乗ってくれば10ページくらい
読むかもしれません。

でも、どうしてもやる気にならないときは
ページを開くということをするだけでも
構わないのです。

人はやる気がないと行動に移さないと
思っているかもしれませんが、
実際は逆で、
行動するからやる気が出てくるのです。

つまり、ページさえ開けば、
何となく数行くらいは読んでしまうこともあり、
そのうち何か知らないけど、
もう少し読もうという気になり、
気がつくと30分も読んでいたということは
ごく普通にあることです。

私は現在、早朝ジムに行っていますが、
日によっては気乗りしない日もあります。

しかし、ジムでやる最初のメニューは、
トレッドミルというマシーンに乗って、
ゆっくり歩くというものなので、
そのメニューを思い出すと、
「これくらいならいいか」と思えます。

実際、ゆっくりめのウォーキング程度なので、
何の苦労もありません。
だからこそ、全く抵抗を感じずに、
ジムのトレーニングが開始でるのです。

実際に、やり始めると少しずつ調子が出てきて
10分後くらいには、
軽いランニングレベルの走りになっていますし、
さらに気分が乗ってくると、
5kmを30分で走るペースで走っています。

このように、最初はやる気が今ひとつでも、
やり始めてしまうと、
やる気が出てくるものなのです。

このことからもわかるように、
「それくらいならできる」と思える小さな課題を
最初の一歩として設定しておくことが
習慣化のための最大のコツなのです。