現代社会は早さや効率、便利さを
追求する傾向にありますが、
これが行き着く先はどこなのでしょうか。

早さや効率が重視される現代は、
インターネットが発達し、
手紙のやり取りといった
手間と時間のかかかる
非効率的で不便な通信手段は
次第に利用されなくなってきています。

そのため、手紙を待つゆとりや
人との情緒あるつながりは
今は失われつつあります。

また、新幹線の開発は
移動時間を大幅に縮小し、
日帰りでの出張を可能にしました。

しかしその一方で、現地で一泊し、
その土地の美味しい食べ物をゆっくりと味わう
楽しみやゆとりはなくなり、
かえって忙しさを増すことに
なってしまいました。

さらには、新幹線の開発に伴い、
多くの自然環境が破壊されるという問題も
無視できません。

今はAIが注目されていますが、
これも早さや便利さを追求するという点では
同じ方向に目が向けられており、
この流れは、
今後もますます加速されると思われます。

このように現代社会は
速さや便利さを獲得した代償として
心のつながりやゆとり、自然環境を
失ったとも言えます。

タイにはこんなことわざがあります。
「木々は大きな音を立てて倒れるが、
音をたてずに育つ」

確かに現代社会では、
気候変動や災害、テロの頻発、国際紛争など
あらゆるところで
「大きな木」が次々と倒れる音が聞こえます。

一方、「音をたてずに育っている木」もあります。
自然志向や健康志向、平和や公正さへの関心、
コミュニティへの関心、異文化への理解など
部分より全体、量より質、所有より共有、
結果より経験といったことを大切にする
考え方や活動の「木」が
様々なところで
「音をたてずに」育っているのです。

ただしこれらは、
現代社会のような急速な変化として
表れるものではなく、
ゆっくりと静かに進行する変化だと言えます。

医学の分野でもそうです。
薬や手術で
さっさと治そうとする西洋医学と、
自然治癒力や生活習慣の見直しといった
小さな変化の積み重ねによって
人が治り、癒されるという考え方の医学とでは
全く視点が異なります。

西洋医学が
ファーストメディスンだとするならば、
後者の医学はスローメディスンだと
言うことができます。

ちなみに私はスローメディスンを基本に据え、
必要に応じてファーストメディスンを
取り入れるというホリスティック医学を
大切にしています。

幸せについても同様なことが言えます。
便利さや効率を追求していく社会でも
幸せを感じることはできます。

でも、行き着く先には
ゆとりや穏やかさ、思いやり
自然とのつながりや共生といった
本来、幸せにとって大切な心の状態や
人や自然とのつながりが失われた社会に
本当の幸せはあるのでしょうか。

実は、この考え方は
環境=文化アクティビスの
辻信一さんが述べているところであり、
私も大いに賛成です。

10月6日(日)の大阪で開催される
ホリスティック医学シンポジウムin関西の
5人の演者の一人として辻信一さんも
およびしています。

他の4人の演者と全く異なる視点から
話が聴けるので、
今からとても楽しみです。

このシンポジウムには、もう一人
Yosei Maluhia辻さんもおよびしています。
ちなみに、辻信一さんと同じ辻さんですが、
二人は全く関係ありません。

今回のシンポジウムは講演ばかりが続くので、
少々「動」の要素も入れてはとの意見があり、
国際大会で過去2年連続準優勝をしている
Maluhia辻さんにフラダンスの
パフォーマンスとトークをお願いしました。

彼女も昔、うつ病や解離性障害を患い、
生きているのか死んでいるのか
わからないような日々に
もがき苦しんでいたという経験の持ち主です。

そんな彼女を救ったのが
レイキやヒーリングタッチという
エネルギー療法でした。

その研修をハワイ大学で受けた際、
フラ(ダンス)の師匠との
運命的な出会いがありました。

本来のフラは一般に知られているものよりも
ずっと精神的、神秘的で
スピリチュアルな存在です。

今では、従来の伝統を維持した古典フラと
観光客を楽しませるための現代フラがあり、
彼女が出会ったのが、
神への賛歌を起源とした古典フラだったのです。

当日は、普段は目にすることのない
古典フラも踊って頂けるとのことなので
その崇高で神聖なフラを楽しみにしています。

というわけで、皆さんも是非、
「ホリスティック幸福論
~こころ、からだ、いのちを幸せにする方法」に
おいで下さい。
https://www.holistic-kansai.com/2019sympo/

なお、前回と同様、
このブログを読んで参加を希望された方には
一般価格4,500円のところを3,500円で
チケットを申し込むことができます。

ご希望の方は、
下記の「お問合せフォーム」から、
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