ブログ:我慢しないダイエット④

今回は、今までの3回では述べられなかった
その他の大切な事柄や補足事項について
メンタリストDaiGoの著書
「ウィルパワーダイエット」(マガジンハウス)
も参考にしながら話しを進めたいと思います。

まず、食べたいという誘惑への対処法です。
休憩したときなど、
スナックやチョコレートが目の前にあると、
つい手が伸びてしまうものです。
でも、それを我慢するとストレスがたまります。

このような場合はどうしたらよいのでしょうか。
もしも、どうしても食べたいのであれば
食べても構いません。
我慢しなくて結構です。

ただし、食べる前に
ちょっとした工夫をしてみるのは
悪いことではありません。

例えば、
食べる前に水を1杯飲むとか、
お菓子の代わりに
用意しておいたナッツを食べる、
食べるのを10分遅らせる、
散歩に出かけるなどです。

最も効果的なのは
スナック類を家や職場には
置かないことです。

スナックやお菓子類は
食べたいから食べるのではなく、
そこにあるから食べるのです。

どうしても間食がしたければ、
果物やナッツ類を食べるのはOKです。

またスナック菓子を食べるのであれば、
食べる量を決めて器に入れて食べます。
これは意図的に食べる量を
制限するという意味ではなく、
考えることなく「袋から」好きなだけ
取って食べてしまうことを避けるのが目的です。

なお「スナックは欲しくない」と
言ってみるのも有効です。
この場合は「スナックは食べてはダメ」ではなく、
「欲しくない」と言うのがポイントです。

「食べてはダメ」と言うと
我慢しているというメッセージが
無意識に伝わってしまうからです。

さらに鏡を使う方法もあります。
人は誰かに見られていると感じると、
行動を律する習性があります。

ですからよく間食をしてしまう場所に
鏡を置いておき、
その鏡を見ながらスナックを食べます。

スナックを食べている自分を鏡で見ていると、
自分を客観的に捉えることができるため、
何とはなしにブレーキがかかり、
節度ある行動を取ろうと「無意識」が働きます。

次に、食事を盛りつけるときの
ちょっとした工夫です。

同じ量の食事を皿に盛りつける際、
大きなお皿と小さなお皿とでは、
小さなお皿に盛った方が、
たくさんあるように見えます。

人は見た目で量を判断するので、
小さいお皿に盛りつけることで、
たくさん食べたという満足感を
得ることができるのです。

さらに、盛りつける量を
通常より20%減らすという方法もあります。
人は30%以上少なくなると
いつもより少ないと感じますが、
20%程度だと、それを少ないと感じずに
やり過ごしてしまうクセがあります。

直接、食事とは関係ありませんが、
体重の増加に影響を及ぼすのが
睡眠不足です。

睡眠不足になると、
代謝やホルモンバランスが崩れ、
いつも以上に空腹を感じ、食欲が増すので、
余計に食べてしまうのです。

ですから、体重を減らそうと思うのであれば、
睡眠時間をしっかり取ることも重要です。

最後に、食事回数と
プチ断食について触れておきます。

肥満になるのは、食事内容の変化よりも
食事回数の方が二倍も問題になる
という研究があります。

また、一日の食事を1回にしたときと、
摂取カロリーは同じでも、
一日に3回食事を摂るのとでは、
前者の方が体脂肪の減り方が大きいことも
研究で明らかになっています。

つまり食事の回数は少ない方が、
体重を減らすにはよいということです。
私も基本は二食です。

もしも一日2食にすると、
16時間プチ断食ができます。
これは、16時間は何も食べず、
残りの8時間のうちに
1食ないし2食の食事をするという方法です。

例えば夕食を18時に食べたとしましょう。
就寝が23時、起床が6時、
その後朝昼兼用の食事を10時に食べる
という具合です。

16時間、何も食べない間に
水やお茶、ブラックコーヒーなどは
もちろん飲んでも構いませんし、
どうしても食べたい場合には、
ナッツを少々食べても構いません。

これは、16時間絶食法ですが、
ダイエット法と言うよりも、
健康法のひとつです。

最近ベストセラーになってる青木厚著の
『「空腹」こそ最強のクスリ』(アスコム)は
この方法について書かれた本です。

健康のことを考えるのであれば、
朝昼晩、きちんと食事を摂ることは
実はあまりよいことではありません。

お腹も空いていないのに
お昼になったから食べようというのは、
体からすると不適切な食べ方なのです。

これからは、頭で食べるのではなく、
もう少し体の声を聞いて食べてみてください。

と言うことで、
我慢しないダイエット、いかがでしたでしょうか。
自分もやせたいと思う方がいたら、
紹介した本を参考にしながら、
是非、試してみて下さい。

ただし、短期での効果を期待してもダメです。
1年くらいかけて
じっくりやってみようという思いで
取り組んでみてください。
ご健闘をお祈りしています。

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