前回の続きです。
やる気のスイッチが入り、
「よし、今日から運動をする!」と
その気になったとしても、
やり方次第では三日坊主で終わる
可能性が大です。

最初から、意欲に任せて
毎朝早く起きて、
30分ウォーキングをする、などという
無謀な計画を立ててはいけません。

無意識は「大きな変化」には
抵抗を示すからです。
逆に、「小さな変化」であれば、
「それくらいならいいか」と感じてしまうため、
抵抗されることなく変化を受け入れてくれます。
これが、物事を習慣化するための
最も重要なコツのひとつです。

そのため私は、
スクワット30回から始めました。

今考えると、これも少々目標を高く
設置しすぎているなと思うのですが、
それでも、普段の私であれば、
これくらいなら難なくできる回数でした。

調子がついてきたら、
回数を40回、50回、60回と
少しずつ増やしていくのは自由です。

ただし、どんなときでも、
30回やりさえすればよいと決めておくのが
習慣化するためのポイントです。

例えば、100回できるようになっても
しんどいときや調子が悪いときもあります。
それを100回やらなくてはと思うと、
意欲をなくし、
結局は挫折することになりかねませんが、
そんな時でも30回ならできるので、
途中でめげることがなく、
続けることができるというわけです。

最近では、
二日酔いなどで、
どうにもからだがしんどいときなどは
スクワットは1回でOKと決めているので、
2年以上経った今でも、
運動を続けられています。

もっとも足の関節炎で動けないときは、
さすがに二日間だけ休みました。
松葉杖をつく状態のときには、
運動は休んでもよいという
「例外ルール」を設けたからです。

それでも3日目からは、
足に負担のない腕立て伏せならできると思い、
それを10回することで
運動を継続していました。

こんなやり方で、
運動の種類や量を徐々に増やし、
いつしかスクワット、ウォーキング、
腕立て伏せ、腹筋を毎日やるようになり、
これを1年程続けました。

その後、近くのジムに通うようになり、
今では毎朝40分程ですが
そこで運動をし、これを1年ほど続けています。

運動と水分を飲むことを続けていると
その効果があってか、
尿酸値は少しずつ低下し、
今では正常値に戻りました。

このような成功体験も
運動を継続する気持ちを後押しいてくれるので、
ずっと続けられるのです。

要するに、
運動をしようと思っても
なかなかやる気にはならないのですが、
意欲がわき上がってくるような
「きっかけ」があると、
今まで無意識に蓄えられていた情報が
うまくつながり、
「よし、運動をしよう」という
気になるのです。

もちろん「きっかけ」となるものは
人それぞれ異なります。
私の場合は高尿酸血症でしたが、
ある人は「うつ」かもしれませんし、
ある人は、人に誘われて市民マラソンに
参加したことかもしれません。

どんなことであれ、
やる気や意欲が出てくるためには、
知識や体験という下準備としての情報と、
その行動を引き起こす
「きっかけ」が必要になります。

さらにそれを継続し、習慣化するためには、
「小さな変化」「毎日の記録」
「励みとなるもの」「例外ルールの設定」等々、
無意識レベルにうまく働きかける
様々な工夫が必要になりますが、
それらをうまく取り入れることで、
どんなことでも習慣化することができます。

やる気になるためのコツや
それを継続するためのコツ、
おわかり頂けたでしょうか。