ブログ:集中術のポイント
先日また面白い本を見つけました。
鈴木祐著、
「人生を変える科学的な集中術」
(SBクリエイティブ)です。
私たちは何かに取り組もうと思っても、
すぐにスマホに気を取られたり、
しなくてもいい掃除を始めたりして
なかなか物事に集中して取り組むことが
できないものです。
この本は、物事に集中して取り組めるための
考え方やコツについて書かれています。
ではどのようにしたら物事に集中して
取り組めるようになるのでしょうか。
そのために
先ず知っておくべきことがあります。
それは、人の心には「獣」と「調教師」が
いるということです。
「獣」とは衝動や欲求です。
食べたい!飲みたい!やめたい!といった
勝手に湧きあがってくる感情や感覚です。
突然現れてくるこの「獣」を
手なずけるのは容易なことではありません。
一方、この「獣」をうまくコントロールするのが
「調教師」です。
「調教師」は理性的で論理的で
客観的に物事を考える思考のことです。
ですから「調教師」が「獣」を
うまくコントロールする術を身につければ、
衝動や欲求に邪魔されることなく
物事に集中して
取り組めるようになれるというわけです。
では具体的にどうしたらいいのでしょうか。
実はたくさんの方法がありますが、
まずは「報酬感覚プランニング」について
簡単に説明させて頂きます。
ゲームやパチンコにハマっている人は
たくさんいますが、
この人たちは報酬そのものが欲しいから
やっているわけではありません。
もう少しで報酬がもらえるかもという
「報酬の予感」に反応しているのです。
もう少しでクリアできるとか
あと一歩で大当たりだといった
報酬がもらえそうな状況になったときに
人は夢中になるのです。
「獣」が最も反応するのが
この「報酬の予感」なのです。
そうであれば、
「報酬の予感」を自分の管理下におき
「獣」のコントロール権を
うまく握ればよいのです。
人が物事に集中できないときというのは
①不毛な仕事をしなくてはいけないとき、
②難易度が不適切なとき、
だと言われています。
ですからこられにうまく対処し
「獣」を手なずける必要があり、
そのための方法が
「報酬感覚プランニング」です。
これは中長期的なゴールに取り組む際に
とても役立つ考え方です。
ごく簡単に言うと、
先ずは集中してやるべき事柄を決め、
ゴールの状態を具体的にイメージします。
「獣」は抽象的なことは理解できず、
現実感が持てないので、
ゴールは具体的に明示する必要があります。
その最終目標から現在にさかのぼる形で
短期目標を決めていきます。
「獣」は遠い未来には興味を示さず、
目の前の報酬にしか興味がありません。
だからこそ、先ずはすぐに取り組める
具体的なサブゴールの設定が
必要になってくるのです。
あとはそのサブゴールを達成すべき
毎日やるべきタスクを決めます。
この際のタスクは数分で終わること、
長くても1時間以内で終われるようなことに
する必要があります。
なぜならば適度な難易度だからこそ
「獣」は取り組んでくれるからです。
ここまでが基本設定の部分です。
次にそれを実践するための実践設定ですが
これについては次回お話しします。
