ブログ:私の根底にあるもうひとつの思い
前回はマスク着用の適正化に、
私がどうしてそこまでこだわるのかについて
お話しをしました。
それは自然治癒力の存在を
再認識してもらいたいという思いが
あるからです。
コロナやインフルエンザを治すのは
自然治癒力だということを思い出してもらい
マスクの着用にこだわり過ぎるのを
医療者も患者も
考え直してもらいたいという思いが
私の根底にはあります。
実は、もうひとつ
私の根底にある思いがあります。
それは過剰医療へのやるせなさです。
医療現場では当然のことながら、
投薬や検査、入院、治療といったことを
必要に応じてしています。
新生児医療や救急疾患、
細菌感染症といった病気に関しては
西洋医学は大いなる力を発揮し、
多くの人々の命を救ってきました。
しかしその一方で、
慢性疾患やがん治療に対しては
過剰な投薬や検査が続けられています。
もちろん病院も
ボランティア団体ではないので
経営を続けるためには
利益を上げる必要があります。
そうしないと経営は立ち行かなくなり、
やがて病院も潰れることに
なってしまうからです。
そのため、
今の医療システムにおいては、
過剰医療になってしまうことは
ある意味、仕方のないことなのです。
しかし高額な抗癌剤を
できるだけ使ってもらえるように
医者に働きかけたり、
正常の基準値を下げることで
患者を増やそうとする働きかけなど
メガ・ファーマがお金と権力にものを言わせ、
まるで医療界全体を
支配しているかのような状況は
どうしても看過できないのです。
近年ではワクチンの開発もどんどん進め、
健康な人をもターゲットとし、
利益を上げようとしていることにも
疑問を感じています。
コロナワクチンを見てもわかるように
安全性よりも利益が優先され、
政府もそれを見て見ぬ振りをするのを
見るにつけ、
国をも動かす巨大な権力とは
こういうものなのかと思わずにはおれません。
そんな巨大権力に不安を煽られ、
言われるままに乗せられ、
いつのまにか医者も患者も
過剰医療を過剰だとは
思わなくなってしまったのが
現在の医療です。
その結果、
抗生剤の安易な使用による耐性菌の問題や
費用対効果を考慮しない
高額の抗癌剤使用など、
様々な問題を生み出しました。
しかしこれらの問題も、
大波にさらわれる小舟のように
いとも簡単に飲込まれてしまい、
まるで医療の現場では
そんな問題などないかのように
日々に診療が行なわれています。
こんな状況を目の当たりにし
いたたまれない気持ちになるのですが、
巨大な権力の前ではどうすることもできず、
ただただ無力感を感じるばかりでした。
そんなときに、
自分にできることはやる!という気に
させてくれたのがマスクの問題でした。
この問題に取り組む根底には
自然治癒力の存在を
再認識してもらいたいという思いがありますが
同時にそれが多少なりとも過剰医療の抑制に
つながるのではという思いもあります。
私の行動など取るに足らないものであることは
重々承知しています。
それでも、死ぬ前までにひとつくらいは、
医者になったときの志を
実行に移してもいいのではという思いを
抱くようになったのです。
そんな思いを持って今、
院内のマスク問題に
懸命になって取り組んでいるのです。
