ブログ:マスクの着用が自由になった経緯
先日、大阪大学病院の感染制御部部長の
忽那賢志教授とメールで連絡を取り、
院内でのマスクの着用が
自由になった経緯について
教えてもらいました。
世間ではコロナが「5類」になって以降、
重症化する高齢者は少なくなり、
院内で発生するクラスター規模も
小さくなりました。
また政府も令和6年3月を以て
すべての新型コロナに関する施策を
終了しました。
つまり、世の中はすっかり
コロナ前の状態に戻ったということです。
そんな現状に鑑み、
阪大病院では令和7年7月14日より、
患者さんもスタッフもすべて
マスクの着用は任意としたとのことでした。
その際、院内の議論で用いた資料も
送ってくれました。
その資料では厚労省が発表している
マスクの着用が任意になったあとの
コロナ患者数の推移を示すものもあり、
それを見ると明らかに患者数は
減っているのがわかります。
またマスクの長期着用に関する
デメリットの説明もありました。
例えばマスクをずっと付けていると
不適切なマスクの使用が増加するという
問題が生じます。
マスクを長時間付けていれば、
汚れた表面を触る頻度も多くなりますが、
これが接触感染の媒介となります。
さらに、マスク着用に依存することで
他の感染対策(種子衛生や換気など)が
軽視される傾向も認められます。
また、顔が見えないことによる
安心感や信頼感が損なわれるとか、
難聴や認知症の患者さんとの
コミュニケーションに悪影響があるという
指摘もされています。
このように感染や重症化のリスクは低下し、
かつ、長期マスク着用による
デメリットもあるため
すべての人がマスクをするというのは止め、
あくまでも個人の判断に
委ねることにしたとのことでした。
とてもわかりやすい説明であり、
理にかなった判断だと思います。
また順天堂大学病院感染予防対策室の
堀賢(さとし)先生とは
Zoomで話をしました。
順天堂の場合、令和5年3月までに
院内で発生したクラスターを分析した結果、
体調不良のスタッフが
常時マスクを着用しながらも
勤務を継続したことが、
クラスター発生の主原因であることが
わかりました。
つまり、常時マスクを着用していても
クラスターの発生は防げないということです。
これらの分析結果から、
通常は咳エチケットを原則とし、
体調不良のフタッフは早めに休むことで
十分に対応できるとの結論に達し、
令和6年5月から
マスクの着用は任意にしたとのことでした。
その後も病棟でのクラスター発生を
継続的にモニタリングしていますが、
変更前後での発生率には有意差は
認めらていません。
また全国的にも新たな動きがありました。
今年の9月には
感染関連5学会が合同で
コロナ感染症対策についての
新しいガイドラインを発表したのです。
5学会による新型コロナウイルス感染症 診療の指針2025
そこには病院や施設内で
咳のある患者やスタッフは、
「咳エチケット」を基本とすると
明記されており、
必ずしもマスクの着用は
必要ないということになったのです。
これだけのデータや
学会からの公式発表があるにもかかわらず、
ほとんどの病院では、
今なおマスクをし続けています。
一体いつになったら
病院は「マスク幻想」から抜け出すことが
できるのでしょうか。

よかった。やはり、マスクはデメリットばかりなのですね。百歩譲って咳やくしゃみが続けて出る状態(風邪以外でも温度差によるアレルギー反応みないなもの)だったら、単純に唾が飛びますから、着けた方がよいと思いますが、未だに、マスク着用している=感染症に対する意識が高い!という風潮がまん延していて、マスク信者さん達はすぐ他人にマウンティングをするので迷惑しています。こんな変な意識へミスリードした方は何の得を得たのか知りたいです。
少なくともマスク業界はもうかっていると思いますよ。