ブログ:衝動をコントロールする方法

前回紹介した池田貴将著、
「ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること」
(サンクチュアリ出版)には
他にもいろいろと興味深いことが
書かれていました。

著者は、感情はつきつめれば
「快感」と「痛み」の二つだけだと
言ってしましたが、
その両者のどちらでもない無風状態も
快感だと理解すればそうなります。

また、私たちは
「自分の意思で行動している」と思いながら、
実際には「自分の感情」に
支配されていることが少なくないと
言っていますが、
この辺はなかなか微妙です。

この本では思考の前に感情があると
言っています。

つまり「ダイエットをすべき」という
思考よりも、
「好きなものを食べたい」という
感情(衝動)の方が
私たちの行動に強い影響を
与えるということです。

それはそうです。

ダイエットをしようと思っていても
仕事の休憩時間にみんなが
頂き物のケーキを食べていたら
自分も食べたいと思ってしまうものです。

ここには当然、
ケーキはおいしいという経験があり
それにより、ケーキを食べると
幸せな気分になるという意味づけがされます。

そんな思いを持っている人の目の前に
ケーキがでてくれば、
当然、食べたいという衝動にかられ、
実際に食べるという行動に
つながってしまうわけです。

もちろん、ダイエット中だから
本当は我慢すべきだと思うのでしょうが、
みんなが食べているんだからいいかとか、
私だけ断るのも申し訳ない気もするしと、
理由をつけて食べるという行動を
取ってしまうわけです。

そうなると、あ~あ食べちゃったと、
ちょっぴり後悔しながらも、
また明日から頑張ればいいかと
自己正当化するのが常です。

結局この行動を繰り返すことになり、
いつまで経ってもダイエットなんか
できないのです。

ではどうしたらいいのでしょうか。

理屈は簡単です。
「食べたい」という衝動を
コントロールできれば
ダイエットするという行動は実行できます。

では、どのように「食べたい」を
コントロールするのかというと、
①意識の方向付け
②言葉の使い方
③身体の使い方
がポイントになります。

例えば、ケーキを見たら
おいしく食べている自分に
意識を向けてしまうのではなく、
痩せてきれいになった自分に
「意識を向ける」というのです。

そのためには、
「私はできる」
「痩せた自分を見せて彼氏を見返す」
といった「言葉」も重要になります。

さらにケーキが目に入らないように
その場から「身体」を離せば、
より一層、ケーキが食べたいという衝動を
コントロールすることができます。

このように意識の方向付けや
言葉や身体の使い方を意識することで
ケーキを食べることを我慢するという「痛み」を
「快感」に変えることができれば、
自ずと衝動はコントロールできるのです。

結局、このような経験の積み重ねが
ダイエットを成功させることに
つながるというわけです。

このように書いたものを見ると
なんかできそうな気にもなりますが、
現実はそう単純ではありません。

また、著者は思考よりも感情の方が上だと
言っていますが、
これを読む限り、
感情に働きかける思考(認知)の方が
影響力があるような気もするのですが‥

このあたりは少々、
著者との見解が異なるところではあります。

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