ブログ:人生目標よりも大切なもの
新年、あけましておめでとうございます。
今日から平成30年です。
さて、本日のテーマは人生目標についてです。
昨年の11月24日のブログ
「自分は何をやりたいのか」でも書きましたが、
人生の目標は
そう簡単に見つかるものではありません。
ある調査によると
人生目標をしっかり持っている人は
全体の3~5%とのことです。
逆に言うと、ほとんどの人が人生目標を持たずに
生きているということです。
実は、私はそれでも構わないと思っています。
何か大きなことを成し遂げたい、
例えば、起業して年商1億円を達成するとか、
オリンピックに出て優勝するとか
歌手になってメジャーデビューするとか
そんな大きな夢を持っている人は、
その夢に向かって
一生懸命に頑張ってもらったらよいのです。
でも、ほとんどの人は、
もっと平凡な生活であっても、
そこにちょっとした幸せを感じられれば
それで十分と思っているのではないでしょうか。
一生懸命に頑張って
達成感や満足感を得るのもよいし、
その一方で、「今」に喜びを見出し、
平凡さの中に幸せを感じるという生き方も
よいのです。
何かを成し遂げたいというのであれば
人生目標があった方が現実味が増します。
また、明確な目標があった方が、
日々のイキイキ感や充実感を
感じられると思います。
たとえ人生目標などといった
そんな大それた目標でなくても
アルプスに登るとか、
世界一周旅行をするとか、
写真や絵画を習うとか、
自分にとっての楽しみを目標にして
生きていくというのでも全く構いません。
多分、このような「楽しみ」を目標にして
日々頑張っている人の方が
多いのではないでしょうか。
そのような「楽しみ」や「喜び」を目標に
日々仕事をがんばり、生活をやりくりする中で、
もしかしたら、自分が本当にやりたいことに
気づくかもしれません。
人生目標などというものは、
そんな長年の苦労や喜び、
悲しみや楽しみの経験の中から
次第に見えてくるものです。
かりにそれが見えなくても、
毎日の中に小さな喜びを感じることができれば
ひとはそれで十分に幸せなのです。
私は、晩酌や夜布団に入るとき、
休みの日に喫茶店で
モーニングを食べているときなどには、
幸せを感じます。
人は成功するから幸せになれるのではなく、
日々の中に幸せを感じられる人が成功するのです。
まずは皆さんも日々の中にある
小さな幸せや喜びを満喫するところから
始めてみませんか。
今年もまた一年、お付きあいを
よろしくお願い申し上げます。