ブログ:携帯電話、この悩ましき代物

今回は少々独り言を言わせてもらいます。

先日、信州に行く機会があったので、
友人と飲もうと思い、
久しぶりに電話をかけたのですが
つながりませんでした。

急に電話をしてもダメだよなと思い、あきらめ
一人で松本の町中を歩いていると
突然、携帯が鳴るじゃないですか。

かかってきた番号を見ると、
先程連絡をした友人のものだったので、
つながったと思い、
「はい、黒丸です」と言って電話に出ると、
しばらく沈黙の後、「誰ですか?」という、
怪訝そうな女性の声がするではありませんか。

一瞬、私の頭は混乱しました。
彼の女友達が彼の携帯を使って
電話をしているのだろうか?
でも、そのわりには態度が悪いし‥

それにしても自分から電話をしておいて
「誰ですか」はないだろうと思いながらも
そう聞かれたので
「黒丸です」と答えるしかありませんでした。

すると「はあ?黒丸って何ですか?」という返答。
何ですかって、名字に決まっとるわ!と
言いたかったし、
明らかに「黒丸」を何か得体の知れない
「もの」のように思っている節がありましたが、
ここはグッと押さえて、
「何で私に電話をくれたんですか?」とたずねると
携帯に受信記録が残っていたので
かけてみたと言うのです。

これで合点がいきました。
私がかけた番号は
もう友人のものではなかったのです。
つまり私が間違い電話をしたということです。
事情を理解した私は、
「間違いました、すみませんでした」と謝り、
携帯を切りました。

また、こんなこともありました。
学会で仙台に行く予定だったので、
一週間くらい前に地元の仲間に
一緒に飲もうとパソコンからメールを送りました。

彼からはすぐさま返信が来て
場所とか時間が決まれば
また連絡しますとのことでした。

通常は遅くても前日までには
メールがあるものですが、
当日の朝になっても返事がありませんでした。

彼の電話番号は知りませんでしたが、
彼には私の携帯番号は伝えてあるので、
夕方くらいまでには
電話がかかってくるだろうと思っていたのですが、
待てど暮らせど連絡がありません。

もしや事故でも起こして連絡ができない状態?と、
あらぬこまで想像してしまいました。

そんな矢先、ついに連絡がありました!
少し遅くなるけど18時15分頃には
駅前の待ち合わせ場所に行くとのことでした。

とにかく連絡がとれて一安心、
すでに18時を過ぎていたので
すぐさま駅に向かいました。

その後、待ち合わせ場所で無事合流し、
もう一人のメンバーも来ていたので、
3人で近くのお店にのみに行きました。

その時に、なかなか連絡が来なかったから
今日、何時にどこで待ち合わせを
したらよいのかがわからなくて困ったと言うと、
先日の夕方、私の携帯メールに
メッセージを送ったというのです。

そう言われ、携帯のメールボックスを見てみると、
確かに彼からのメッセージが入っていました。
私の中では、メールはパソコンと思っており、
だいいち、携帯メールは使わないので、
それを見るという発想すらありませんでした。

すると彼に言われてしまいました。
「今まで何百人もの人に
携帯メールを送っているけど、
見ないという人は初めてだ!」

私も言いたかったです、
パソコンでメールを送ったんだから、
パソコンに返して!‥と。

でも、まあ、無事落ち合えて
楽しいお酒が飲めたからいいんですけどね。

それにしても私の知らないうちに
時代は変わりましたね。
携帯電話は電話だというのに
それでメールをしたり、
今やスマホとやらもあるそうです。

でも、私は私のペースでやっていきます。
メールはパソコンでしかしませんし、
フェイスブックとかいう
わけのわからないものもやりません。

だからと言って困ることもありません。
今回も連絡が取れなくてちょっと困っただけです。
(あっ、困ってた‥)
でも、結局は何とかなりました。
そうなんです、携帯でメールなんかしなくても
何とかなるんです。

それにしても、携帯電話という文明の利器が
こんなにも私を悩ませるなんて
思ってもみませんでした。

ということで、ちょっと長い独り言でした。

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