久しぶりに心理関係のセミナーに
参加させてもらいました。
オープンダイアローグ(OD)の
セミナーでしたが、
実は私は全くといってよいほど、
ODのことは知りませんでした。

ただ、3月に参加した
ブリーフセラピー研修会で
ずいぶん昔にお世話になった
白木孝二先生がたまたまおり、
ODセミナーのお知らせをくれました。

二日間のセミナーでしたが
初日だけ日程が空いていたので
新たな刺激を求めて
参加させて頂くことにしました。

ODとは何かいうことについては
正直言って、あまりわかっていません
ここではもらったレジュメを参考に
私なりの解釈で簡単に説明します。

ODというのは、ある特定の治療法ではなく、
あくまでも考え方であり、
また問題の解決を目指すものでもありません。

ただ対話自体をクライエントペースで
展開させることを目的とし、
そのプロセスで、時に解決策が出てきてたり、
変化が起こり始めたりするという考え方です。

ですから、私がやっているような
問題解決のための会話や、
意図的な介入といったことはは
全く考え方を異にしています。

ただ目新しかったのは
チームミーティングがあることです。
クライエントとセラピストが対話をしているのを
後ろで数名のチームメンバーが
一緒にそれを聴いています

一段落着いた段階で、
セラピストとチームメンバーの各々が
話を聴いていて興味を持ったことや
よくわからなかったことなどについて
個人的な印象や感想を交換します。
その間、その話し合いをクライエントも
傍で聴いています。

その上で、クライエントに
今のチームメンバーの話を聴いて
どう思ったのか、改めて話を聴きます。

当日は、このような形で
クライエント役やセラピスト役、
チームメンバーを決めて、
実際の対話をしましたが、
私はそのやり取りを
さらにその外から見ていました。

みんなが色々な感想を言うのですが、
それを聴いていたクライエントが、
そこからまた、ふと新たに気づいたり、
こんなことを思い出しましたと言って、
さらに話が展開したりするのです。

一人のセラピストが
クライエントに対応するというスタイルは
どうしても話の広がりに限界が出てきますが、
このようなチームで関わることで、
思いも寄らない方向に
話が展開していくものなのだということを
改めて気づかされました。

ただ、ODも悪くはないと思うのですが、
正直言って、私にはこの考え方は
今ひとつしっくりきませんでした。

やはりある程度、話の方向性をつけたり、
解決のヒントとなるようなものを
うまく引きだそうという意図を持って
クライエントとかかわる方が
私には合っていると思いました。

現在、私は
ホリスティックコミュニケーション実践セミナーを
京都や東京、福岡で開催していますが、
チームでのやり取りをするというやり方は
このセミナーのワークで
取り入れてみるのも面白いかなと思いました。

これについてはもう少し考えることにします。
今回は、オープンダイアローグについての
わかったようなわからないような話でした。