人の人生は、
その人の心のあり方、
つまりどのような心構えや考え方のクセ、
思い込みを持っているかによって
決まると言っても過言ではありません。

この、心のあり方、考え方のクセのことを
マインドセットと言います。

例えば、自分の能力は固定的で変わらないという
マインドセットを持っている人もいれば、
人間の基本的な資質は
努力次第で伸ばすことができると
思っている人もいます。

スタンフォード大学の
キャロル・S・ドゥエック教授は
このマインドセットに関する研究の
第一人者であり、彼女によれば、
前者を固定的マインドセット、
後者を成長型マインドセットと
命名しています。

もちろん、どちらか一方だけしか
持っていないというわけではなく
たいていの人は多かれ少なかれ、
両者のマインドセットを持っています。

固定的マインドセット傾向の人は、
他人から自分がどう評価されているのかが
気になって仕方なく、
自分は人間としてまともであり
有能であることを示すことばかりに
心を奪われしまうため、
間違えたり失敗したり、批判されたりすることに
ひどく臆病になっています。

一方、成長型マインドセット傾向の人は、
人は努力することで
変わるし成長するという思いを持っているため
自ら進んで困難に挑戦したり、
失敗してもあまり気にせず、
そこから教訓を得て
さらなる成長を遂げようとします。

当然のことですが、
伸びる人、成功する人、幸せを感じる人は
成長型マインドセットの人の方が
多い傾向にあります。

では固定的マインドセットの人は
成長型マインドセットになれないのか?
そんなことはありません。
人は変わることもできる存在ですので。

脳は筋肉と同じで、
使えば使うほどしなやかになってきます。

つまり、わからないことや困難なことに
少しずつ挑戦し、
そこから新たな経験や学習をしていくことで、
脳の神経回路は発達成長し、
それにともなって新たな視点や考え方が
持てるようになるため、
次第にマインドセットも
変わってくというわけです。

先ずはこの事実を知ることが
成長型マインドセットになるための第一歩です。

様々なことに挑戦し、
それを乗り越えるという経験が
脳の神経回路を成長させ、
自分も変わることができるということを
先ずはしっかりと認識することが必要です。

自分の脳は自分が作っていくものであり、
そのため固定的マインドセットの人も
脳を鍛える取り組みをしていけば、
成長型マインドセットになれるというわけです。

固定的マインドセット傾向の方は、
先ずは、その事実をしっかりと認識することから
始めてみて下さい。
あなたもきっと変わりますよ。