ブログ:先送りを克服する
またまた面白い本を読みました。
掘田秀吾著、
「時間を無駄にしない人の習慣」
(アスコム)です。
内容が濃いにもかかわらず、
とても読みやすい本なので
一気に読んでしまいました。
特に先送りの対応に関しては
とても役立ちました。
私たちの脳はタスクを減らすために
簡単な仕事から
片付けようとするクセがあります。
つまり、大事な仕事をする前に
それ以外のタスクはすべて
片付けてしまいたいという心理が
働くのです。
こうして大事な仕事は先送りされ、
いつまで経っても手つかずの状態に
なってしまうのです。
先送りをしてしまうのは、
意志が弱いからではなく
自己調整がうまくできないからです。
ではどうしたらいいのでしょうか。
まずは環境を整えることです。
先延ばしの多くは、
目の前にある「やらない理由」が
たくさんあることから起こります。
例えば、すぐ手が届くところに
本やゲームがあったり、
目の前のスマホに
しょっちゅう通知が届くなどです。
これらの刺激が
やるべきことを遠ざけ、
先送りを正当化する見えない敵なのです。
だからこそ環境を整え、
やるべきことをやらざるを得ない環境に
することが重要なのです。
先送りを防ぐために最も大切なことは、
重要だが緊急性がないタスクを
スケジュールに組み込むことです。
緊急性がないタスクは、
重要であるにもかかわらず、
つい先送りされてしまいがちです。
だからこそスケジュールに
落とし込む必要があるのです。
ただし、「資料を作成する」といった
具体性のない予定の立て方では
結局何も手が着けられず、
再び先送りされるだけです。
そうではなく、先ずタスクを細分化し
「できた」という実感を増やし
自己効力感を高めることが重要です。
プレゼン資料を作成するのであれば、
資料を集める、データをまとめる、
スライドを作成するといった作業が
必要になります。
場合によっては
どのような資料を集めるのか、
どこから集めるのか、
どうやって集めるのかといったことまで
作業をさらに細かくする必要が
あるかもしれません。
こうしてやるべきことを小さくして
すぐに取りかかれるくらいの
大きさにまでしておくことが
重要になってきます。
ただし細分化する作業ができても、
それでもやはり手がつけられないという人も
少なくありません。
その対策としては
とにかく行動に移すためには
「最初の5分」だけやると決め、
取りかかることです。
細分化されたタスクでも
行動の負担を考えると
なかなか第一歩は踏み出しにくいものです。
一方で5分だけでOKと決めておけば
それならできそうだと思えるので、
行動し始められます。
実際行動し始めれば、
ほとんどの場合、5分で終わることはなく
結局、その日の予定をすべて
終わることができることも
しばしばです。
人はやる気があるから動くのではなく、
動くからこそやる気が出てくるのです。
そのためには「5分だけ」というルールは
とても有用であり、
これによって人は行動しやすくなるのです。
タスクを終えたら自分にご褒美をあげるのも
人によっては役立ちます。
終わったらコーヒーを飲むとか、
見たかった映画を見るとか
何でもかまいません。
こうすることで先送りは
克服できるようになります。
皆さんもぜひ試して見てください。
