ブログ:思考停止の現代人
前回は、院内でのマスク着用ルールが
変更されたのですが、
ホームページやポスターの文章が
とてもわかりにくく書かれているため
スタッフも患者さんも
誤解や混乱を生じているという話をしました。
実際、外来受付では、
マスクをしていない外来患者に
マスクをして下さいと言うように
上から指導されたというのです。
もっともこの件は、
すぐさま責任者に話をし、
マスク着用を強要するようなことは
言ってはいけないことになっていますと
文章を見せながら説明したところ
納得してくれました。
多分、他の外来エリアでも
同じ間違いをしている可能性が
あるのではないでしょうか。
緩和ケア病棟は昨年11月から
マスクの着用は面会者、スタッフともに
任意になっていますが、
それでもスタッフの85%以上は
今まで通り四六時中マスクをしている状態です。
もちろんことある毎に、
病棟でもマスクの話をしますが、
マスクに関しては「個人の自由」なので、
マスクを外しましょう、
などと言って強要することはできません。
せっかくマスクの着用ルールが
改定されたのですから、
感染リスクの少ない患者さんに対しては
スタッフも素顔で接してもらい、
お互いに笑顔が見られる環境で、
和みのある病棟にしたいと
思っているのですが、
一度染みついてしまった習慣は
そう簡単には変わらないものです。
先日も他病棟のナースが臨時で、
緩和ケア病棟に手伝いに来てくれたので
彼女に、ルールが変ってから
何か自分の行動が変ったかと聞いたところ
変っていないというのです。
ルール変更により、
職員も出勤や退勤時、通路を歩く際など
患者さんと対面することがない場所では
マスクの着用は任意となりました。
それにもかかわらず、
今まで通りマスクを着けて
出勤しているというのです。
なんで?とたずねると、
長い沈黙のあとに、
わからない、考えもしなかった、
との返答でした。
このエピソードを通して、
多くの人は思考停止状態に陥っており、
マスクのルール変更があっても
何も変らないことの大きな要因に
なっているのではと思いました。
だからこそ
ホームページやポスターを見て
「着用を推奨」と「お願い」が併存していても
何ら疑問にも思わないし、
「?」と思ってもそれ以上、
考えることはしないのかもしれません。
その背景には現代社会は、
一人でじっくりと考えるという時間を
持つことができなくなってしまったことが
あるのではと思っています。
昔なら、あれこれ思いを巡らし、
自分なりに考えるという、
自己との対話の時間が
それなりにあったと思います。
しかし、現代人のほとんどが
スマホという「麻薬」を手にするようになり
あれこれ一人で考える時間はすべて
スマホの画面をスクロールしたり
ラインのチェックや返信の時間に
置き換えられてしまったように思うのです。
本来、ボーッとする時間は
脳に備わっている
デフォルト・モード・ネットワークが機能し、
あらゆる情報を整理しつつ、
ひらめきや気づきを促すための
重要な時間です。
その重要な時間もスマホに奪われてしまい、
自分で考えたり気づきを得るということが
できなくなってしまったのが
現代人なのではないでしょうか。
みなさんは
思考停止状態に陥っていませんか?

勤めている中学校でも給食準備中は係以外も全員マスク強制です。忘れていると担任に叱責されます。
「いただきます」後は解禁。ただ今だに黒板の方を向いて黙食しています。緊張する情景です。
体育時もマスクを外せない子どもも多数で身体より精神を心配しています。
コロナの呪いから脱却できていないのは病院だけではないんですね。驚きです。でも強制はいけないと思いますし、黙食も問題視されていますけど、そのへんは顧みられないんですね。
「思考停止」まさに!!
わたしが脱スマホをしようと思ったきっかけです。
「考えることをしない」を実感して、ちょっと自分が怖くなってしまいました。
マスクに関しても
ヨガ教室にいらっしゃる方で、マスクの着用のままヨガをされる方がいらっしゃいます。
「苦しいでしょうから、外していいですよ」とお声かけしても、「苦しくないから大丈夫」とご返事されます。
ずっとマスク生活すると、慣れるのでしょうか?