ブログ:信州旅行④~乗鞍高原リベンジ編

いつものように4時半には起床、
そのまま大正池に行きました。

雲海が見られるかもという
期待感もありましたが
実際には見られませんでした。

ただ、山の中腹から麓にかけて
垂れ下がってくる雲が
刻々と姿を変えていくのはとても幻想的で
飽きずにずっと見ていられました。

以前、面白い研修医がいて、
時間のあるときは
何をしているの?と尋ねると、
雲を見ていると言っていたのを
思い出しまいた。

その時は「??」となりましたが、
今なら彼の気持ちが
少しわかる気がしました。

そうこうしているうちに
近くで女性の声がしました。

何となく話しかけられている気もしましたが
気味が悪いので
聞こえないふりをしていました。

すると再度、しゃべりかけてきたので
恐る恐るそちらに目を向けると
なんと嫁さんでした。

朝早くから外に出てくるなんて
あな珍しや。

7時からはホテルで朝食、
パンorご飯、スープor味噌汁を
選ぶことはできますが、
おかずは和食も洋食も同じメニューという
珍しい朝食でした。

嫁さんは洋食を、私は和食+ビールを注文。
飲み物がビールと味噌汁、コーヒーという
何ともちぐはぐな組み合わせでしたが
まあビールが飲めたからいいでしょう。

さて、本日の予定は
乗鞍高原のハイキングと
新穂高ロープウェイに乗ることです。

まずはバスで
乗鞍観光センターまで移動し、
そこから一ノ瀬草原周辺を2時間かけて
回ってきました。

こちらは上高地と異なり
ほとんど人がおらず穏やかでした。

まずは「善五郎の滝」に行こうと
歩き始めたのですが、
とにかく延々坂道を登っていくのです。

嫁さんは途中で、
もうしんどいと言うので、
何度も休憩を入れつつ歩き続けました。

20分ほど歩いたでしょうか、
何とか最初の目的地である
善五郎の滝まで到着。

標高1515mのところにあるので、
十分に涼しく心地よかったです。

そこからは下り坂も多く、
比較的楽に歩けました。

もっとも山道なので、
岩やぬかるみもあり、
途中、何度かこけそうになりました。

私が「やばい、こんなところで捻挫して
動けなくなったら大変や」と言うと、
「どうしようもないので、
そのときは置いていくし、
そこでバイバイだね」と
シャーシャーと言い放つではないですか。

その後も、私がこけそうになるのを見て、
「こけて頭打って死んだら、それまでやね」
と、冷酷無比な言葉の数々。

なんとも本音を垣間見た瞬間でした。

本来であれば、
雄大な乗鞍岳を見ることができたはずですが
この日もあいにく雲が覆っており
何も見えませんでした。

また草原と言いながらも、
この時期はまだ花も咲いておらず、
牛留池やあざみ池などを回っただけで
元のところに戻ってきました。

昼食を摂るために
観光センター内にある
小さなレストランに入りました。

メニューがうどんとカレーしかなく、
二人ともやむなくカレーにしましたが、
信州なのに何でうどんなの?と
一人文句を垂れていました。

もちろんビールも注文、と思いきや
メニューにありません!

お店の人に聞くと、
店内にある自販機で
缶ビールを買うしかないとのことでした。

飲まないという選択肢はなかったので
ここは缶ビールで我慢しました。

昼過ぎには再びバスで移動、
新穂高ロープウェイ麓のバス停に到着。

ここから二台のロープウェイを乗り継ぎ、
山頂を目指します。

終点の穂高口駅は
標高2,156mの地点にあり、
標高差は1,000m以上あります。

出発前は時折、日も差しており、
もしかしたら頂上は晴れているかもという
期待もあったのですが、
実際は何も見えませんでした。

見事なまでに雲の中であり、
今回は、ただロープウェイに乗ったという
経験をしただけで終わりました。

その後、本日の宿泊地である
平湯温泉までバスで移動。

17時前にはチェックイン、
18時の夕食までの間、
一風呂浴びてくることにしました。

脱衣場で全裸になり(タオルもなし)、
風呂場の入り口を探していると
エレベーターが目に入り、
そこに書いてある言葉に目を疑いました。

要は、風呂場は階下にあるので
このエレベーターに
乗って行けというのです。

え~~~全裸でエレベーターに乗るの!
人が乗ってきたらヤバイやん!と思いつつも
エレベーターに乗り込むしか
ありませんでした。

幸い、誰とも会うことなく風呂場に
たどり着くことができホッとしました。

湯船から出てよく見ると
階段もあることを発見、
帰りは階段を上がって
脱衣場までもどりました。

いや~それにしても
スリリングな温泉です。
こんなの初め。

さて18時からは楽しみにしていた夕食です。
先日の比べると格段に豪華でした。

もちろんビールも飲みましたが、
ここではワイングラスで味わう
特別な日本酒があると
メニューに書いてあったので、
早速それも注文しました。

ところが運ばれてきたのは
ワイングラスでなく
普通の日本用のグラスでした。

私がワイングラスじゃないの?と尋ねると、
「ワイングラスが足りなくなって‥」とか
なんか歯切れの悪い説明でしたが、
どうも今は普通のグラスで
提供されているようです。

だったらメニューにもそう書いたらいいのに、
わざわざワイングラスを強調する宣伝をして‥

もしかしてこの酒を
なるべく飲んでもらうための戦略!?
などと変な勘ぐりをしてしまいました。

19時半には部屋に戻り、
疲れていたので
そのまま布団に入って寝ました。

ところが22時頃に
大きな声で目を覚ましてしまいました。

何かと思ったら、
嫁さんがバラエティ番組を見ながら
ゲラゲラと大笑いしている声でした。

おまけに部屋の電気も
こうこうとつけられたままです。

そんな状態で眠れるわけもなく、
まだ寝ないの?とたずねると、
テレビが面白くて
寝られなくなったとの返事。

その後も寝ようとしている私への配慮は
微塵も感じられなかったので、
障子を隔てた隣の部屋に布団を移動させ、
そこで寝ることにしました。

昨日の、寝ていたのに「寝てない」と
言い張ってしまったばつの悪さからの
反転攻勢と見るべきか、
はたまたリベンジか見せしめのつもりなのかは
定かではありませんが、
とにかく何でもいいから早く寝て!と
心の中で叫んでいました。
(続く)

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