ブログ:マスク依存症の心理的背景
前回紹介した
「素顔ジャパンプロジェクト」のHPには
マスク依存症の人たちの
心理的背景についても書かれています。
本来の目的である
風邪症状や花粉症対策といったこととは
異なる目的でマスクを着けている人は
マスク依存症の可能性があります。
もちろんこの中には、
マスクに感染予防効果があると信じて
つけている人もかなりいると考えられるので
この人たちはその誤解が解ければ
外してくれる可能性は高いと思われます。
一方で真のマスク依存症は
「着けていないと不安になる」
「顔を見られたくない」
といった心理的な理由で
マスクを外せなくなってしまった人たちです。
特に熱中症リスクの高い夏や運動時や
一人でいるときでも外せない場合は
マスク依存症の可能性が高いと思われます。
このようなマスク依存の背景には
どのような心理的要因が
関与しているのでしょうか。
以前から問題になっていたのは
他人の目が気になるとか
人と関わるのに不安や恐怖を感じる
社会不安症(対人恐怖症)や
自分の顔は醜いと思い込んでいる
醜形恐怖症の人たちです。
この人達はコロナ前から
マスクをして顔を隠したり
人との関わりを避ける傾向があり、
治療を必要とする人もいます。
潜在的にこのような傾向があった人も、
コロナ禍でマスクをする安心感を覚えてしまい
その後外せなくなってしまった人も
多いと思います。
特に日本人は
社会不安症の人が多いので、
潜在患者を顕在化させてしまった
可能性があります。
一方で、マスク依存症というよりも
コロナ禍でさんざん不安を煽られたせいで
感染恐怖症(モリスモフォビア)に
なってしまった人も少なくないと思います。
病的にまでは至らないながらも、
感染への不安や恐怖が強い人はかなりおり、
この人達もマスクを外すことができません。
あたかもマスクをせずに呼吸をすると
大気中にさまよっているウイルスを
吸い込んでしまい、
感染して病気になるとでも
思ってこんでいるかのようです。
そもそもウイルスは
細胞内で増殖するものであり、
空気中をさまよっているわけではありません。
もしそんなことがあったならば
マスクをしていない人たちはすべて感染して
病気になってしまうことになりますが
実際にはそんなことはありません。
もちろん風邪をひいている人が
咳やくしゃみをすることで
ウィルスを含む飛沫を飛び散らし
それを近くにいた人が
吸い込んで感染することはあります。
もっとも以前、繰り返し報道された
「富岳」のシミュレーション画像のように
あえて人の顔をめがけて
くしゃみをするようなことは通常しません。
普通は手で口を押さえるなどするため
ほとんどの場合は問題ないのです。
いやいやそれとて
感染のリスクがあると言って
心配する人はいます。
その人たちは、
「自然免疫」という言葉を
知らない可能性があります。
ウイルスをやっつけてくれる「抗体」は
感染することで体内でつくられます。
これが「自然免疫」です。
ですから免疫力をつけるためには
ある程度の感染は必要なのです。
その意味でも非流行時のように
ほとんどウイルスに感染する機会が
ない場合などは、
マスクをする必要など全くないのです。
ぜひこの事実を、
一般の人には再認識してもらいたいものです。
