ブログ:励ましの言葉に勇気百倍!

(前回から続く)
アンケートの最後に、
今回の「マスクの適正化の提案」について
意見や批判などを自由記載できる
スペースも設けました。

ここには47人中11人の人が
記載をしてくれました。

批判するような記載は一切なく、
皆さん好意的なコメントが
多かったのが嬉しかったです。

ただし、少々心配事していることを
書いてくれていた人はいました。

「爆発的な感染増加があった際に
因果関係なく批判されるリスクを懸念します」

「スタッフ、患者を問わず
抵抗のある方もいると思うので、
病院としてはクレームやトラブル等の対応が
少し難しそうですね」

「『マスク外せ』の圧は
強くない方がよいと思います」

どれも反対意見ではなく、
注意が必要だという意見でした。

他は肯定的な意見や応援メッセージでした。

「基本顔の見えない関係は
安心できませんのでコロナ前に戻りたいです」

「私も違和感を感じていました。
何かお手伝いできることが
ありましたらお声かけください。
発案ありがとうございます」

「普段の診療では意識していない点を
指摘して頂いて考えさせられました」

「少しずつ対象を広げるように
進めるのがよいかと思います」

中には以下のような
とても丁寧な記載もありました。

「コロナ騒動で、
医療者・病院は恐怖を煽って
マスク着用を推進し、
笑顔やコミュニケーションを奪ってきました。

そのことが負い目となって
終息してもなお頑なにマスク着用に
こだわっているのではないでしょうか。

適正化の提案には大賛成です。
医療者・病院には
そうする責任があると思っています。

世間一般がコロナ前に戻りつつあるなかで、
医療者・病院だけが取り残されています。

黒丸先生が仰るように
病院には笑顔が必要です」

マスクに関しては
私が一人で闘っている?と思っていましたが
このアンケートを見る限り
同じように考えている人が
たくさんいるとわかり、
心強く思いました。

しかしここまでは
あくまでも準備段階であり
これからが本番です。

実際に病院が変わらないと
意味がありませんので。

このアンケート結果を
感染対策室に持ち込み、
マスク適正化について再考してもらう
きっかけとしてもらうつもりです。

今まではマスクの適正化について
感染対策室室長の医師に話をしても
「このままでいいと思います」との
返事しかもらえませんでしたし、
私の提案を会議でまともに検討することも
してもらえませんでした。

しかし今回は、
この結果を10月の医局会で発表しますので
それに対して感染対策室室長が
そこで何かしらのコメントを
言わざるを得ないと思っています。

せめて緩和ケア病棟の
マスクの任意化くらいは
許可してもらいたいものです。

ただし許可がでても
次なるハードルが立ちはだかっています。

それは緩和ケア病棟のナースが
マスクを外してくれるか否かです。

あくまでも任意ですので
どちらもでもよいのですが、
そうすると誰も外さないという
状況になることが予想されます。

任意と言いながら、
いかに多くの人にマスクを外してもらい
患者さんに笑顔で
接してもらえるようになるかが
次の関門になると考えています。

このあたりの結果については
いずれまたご報告します。

ブログ:励ましの言葉に勇気百倍!” に対して2件のコメントがあります。

  1. ひき より:

    先生!わたしも医療系だけが時が止まってる~と思ってました。ところが先日、実家のある大阪で滅多に用のない某メガバンクM銀行に行ったら、営業マンも出納係も支店長も案内係も働く人全員がマスクされていてびっくりしました。いやぁ本当にびっくりです。早く緩和ケア病棟が以前のように笑顔であふれますように!!

  2. holicommu より:

    コメントありがとうございます。

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