ブログ:道南旅行⑤~バチが当たった!?

いよいよ最終日です。

いつものように4時30分頃に起き、
朝風呂に入ってから散歩に出ました。

今まで行っていない方向に
行ってみようと思い歩いていると、
「地獄坂」という案内を見つけたので、
矢印に従って歩いていきました。

確かに延々坂道が続いており、
途中まで登りましたが、
取り立てて面白そうでもなかったので
適当なところで登るのはやめました。

途中にカトリック富岡教会という
建物があったので行ってみました。

後で調べてわかったのですが、
ここは小樽市によって歴史的建造物に
指定されている建物でした。

どうりで立派な教会だと思いました。

入り口には、
いつでもどなたでも
お入り下さいと書いてあったので
そっと戸を開けると確かに開き、
聖堂がある2階にも上がれるように
なっていました。

昨日は雨の予報に騙され、
楽しみにしていたクルーズ船にも
乗れなかったので、
今日はどうかまともな1日が
過ごせますようにと
神様に祈ろうかと思ったのですが、
どうも聖堂にまで上がって、
祈ることでもないかと思いとどまり、
そのまま帰ることにしました。

6時過ぎにはホテルに戻り、
その後、三角市場に行き朝食をとりました。

今日は、サーモンとホタテ、
シャコの三種丼を注文、
さらに追加でホッキ刺しもたのみました。

朝は十分に時間があったので、
ゆっくりと飲んでいました。

ビール1本と地ビール1本、
それから日本酒の熱燗1合を注文。

朝から熱燗を飲むというのは初めてでしたが
これもいけるなと思いました。

さて、本日のメインは
ロープウェイで天狗山に登り、
小樽市内を一望することです。

8時半に小樽駅前からバスに乗り、
天狗山ロープウェイに到着、
朝一番のロープウェイに乗り、
いざ天狗山山頂へ。

天狗山の山頂まで登って下りてくるのに
約30分と書いてあったので
行かない手はありません。

スタスタと山道を登っていきましたが
ただ林の中をただひたすら歩くだけで、
景色もなにも見えません。

途中、ヘビとカタツムリが
お出迎えしてくれたくらいです。

それでも15分くらい歩くと、
「山頂」と書かれた立て札が立っていました。

ついに山頂にたどり着いたと思ったのですが、
周りは木々ばかりで景色など何も見えません。

とりあえず山頂までは登ったのでそのまま下山、
帰り道も同様に木々の中をひたすら歩くのみで
ようやく出発点に戻ってきました。

結局、小樽市街と石狩湾の景色を
一望できるのは、
ロープウェイを下りてすぐ横にある
展望台からだけでした。

別に30分もかけて頂上までいく必要は
全くなかったということです。

また騙された‥

少し曇り空でしたが、
市街と海を展望できたので
小樽に来て初めて満足感を
味わうことができました。

朝、ちらっとですが
教会に寄ったのが
よかったのかもしれません。

そのままロープウェイに乗って下山、
待っていたバスに乗り込んで
10時半には小樽駅に到着しました。

あとはホテルに預けていた荷物を
取りに行くだけです。

バスを降りて信号待ちをしていると、
な、な、なんとまた雨が降ってきたでは
ないですか!

一体、なぜこのタイミングで
雨が降ってくるのか全く理解不能です。

それも通り雨で、
濡れながらホテルに入り、
荷物をもらって再びホテルを出るときには
もう雨は上がっていました。

小樽は完全に私たちを
バカにしている!と思ったり、
やっぱり教会でお祈りをしなかったから
バチが当たったのかと思ったり‥

何はともあれ、これで小樽ともお別れです。

エアポートに乗り12時には
新千歳空港に到着、
すぐさまチェックインをすませ、
あとは15時15分の出発まで
十分に時間があるので、
空港でゆっくり飲むことにしました。

時間が十分にあったので
酒のつまみをチマチマ頼んで、
あとはビールと日本酒でほろ酔い気分。

嫁さんは途中で買物に行ってしまいまたが、
私はギリギリまで飲んでいました。

あとは飛行機に乗り、
窓側の席に座らせてもらい、
思う存分空からの景色を眺めていました。

もっとも酔っていたせいか、
前半は少し寝てしまったようでしたが、
ふと目が覚めると窓から島らしきものが
浮かんでいるのが見えました。

あの形はどこに島だろうかと
あれこれ考えながら眺めていて、
あっ、能登半島だ!と気づきました。

島だと思っていたのは
実は能登半島の先端の部分でした。

感動のあまり嫁さんに、
ほら!能登半島が見える!と
教えてあげたところ、
「この席からは見えないし」の冷たい一言。

だからと言って見たそうでもなく、
少年のようなキラキラとした私の気持ちは
一瞬にして空気の抜けた風船のように
しぼんでしまいました。

所詮、窓からの景色には
興味のない嫁さんですので、
喜びを共有できなくても別にいいのです。

伊丹空港に着いてからは
バスや新幹線を乗り継いで
夜の7時には自宅に到着。

次男夫婦がお孫ちゃんと一緒に
待っていてくれたので、
そのまま近くの焼き鳥屋さんに行って
夕食を食べることにしました。

さすがに私はお腹がいっぱいで、
酒を飲む気にもなれず、
結局、親子どんぶりと生ビール2杯で終了。

あとは帰ってすぐに寝ました。

今回の3泊4日の旅は
時間的余裕もあり、
かつ車の運転がなかったので
ほとんどずっと飲んでいました。

結局、初日の昼以降は
三食ともすべて酒を飲んでいましたので
合計11回ということになります。

いろいろな嫌がらせや
だまし討ちもありましたが
まあ、たっぷりとお酒が飲めたので、
よしとします。

今年の旅行はこんな感じで幕を閉じました。

それではまた来年。

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