ブログ:前頭葉バカの話
前回は竹内久美子著、
「女が男を誘いたいとき」(WAC)について
その内容の一部を紹介させてもらいました。
今回もこの本をもとに
お話をさせていただきますが、
前回と異なり今回は、
いかに愚かな人間が多いのかという話です。
(竹内さんは結構辛辣ですのであしからず)
著者は脳の前頭葉を正しく使えない状態を
「前頭葉バカ」と呼んでいます。
前頭葉は思考する、創造性を発揮する、
変化に対応する、などの働きに
関与している部分です。
つまり前頭葉バカとは、
自分の頭で考えない、
変化を嫌う、前例を踏襲する、
チャレンジをしたがらない、
といった状態になることです。
これは偏差値や学力とは無関係であり、
よい大学を出ている人でも
前頭葉バカの人はたくさんいます。
今は高学歴の前頭葉バカが
あふれていることを著者は嘆いています。
例えば、いまだにマスクをして
外を歩いている人を多く見かけますが、
これは前頭葉バカの典型だと
さんざん書いていました。
確かに、海外から観光客が過去最多となり、
年末年始も新幹線や飛行機が
予約で一杯になるほどの状態になっているのに
コロナもインフルもいつも通りです。
もちろん半分以上の人は
マスクをしていないにもかかわらず、
落ち着いているのです。
このような事実を見れば、
無症状の人があえてマスクをするのは
意味がないという事実に
そろそろ気づいてもよさそうなものです。
しかし実際はまだ多くの人が
以前と同様に
マスクをし続けているわけですから、
そのような人は
何も考えない前頭葉バカだと言われても
仕方ないかもしれません。
また、コロナワクチンの話にも
少し触れていました
2023年にmRNAワクチンの
実用化を可能にしたということで
ペンシルベニア大学の二人に
ノーベル生理学・医学賞が授与されました。
ただし、mRNAワクチンの発明自体は
アメリカのウイルス学者である
ロバート・W・マーロン氏です。
そのマーロン氏は、
mRNAワクチンは毒素を無制限に作りだす
恐ろしいものだと批判しています。
さらに、今回のワクチンで
大儲けをしたファイザー社が
ノーベル賞の選考機関である
スウェーデンのカロリンスカ研究所に
多額の寄付をしており、
ズブズブの関係にあることも
強く批判していました。
もっとも、
世の中は権力とお金のある人の都合で
動くようになっているので
これは仕方ないことなのです。
またLGBTについても、
家族や社会をバラバラにして、
国家をも弱体化させようとする
グローバリストたちの
企てだと強く批判していました。
さらに、国連とグローバリストたちは、
未成年者との性行為を犯罪と
見なさないことを目指していると
強く批判していました。
その言い分は、
小さな子どもにも、
性的な意思決定をする能力と
法的な権利との両方が
あるからだというのです。
なぜこのような方向に
世界を動かそうとしているのかと言うと、
グローバリストのエリートたちは
エプスタイン事件からもわかるように
どうも小児性愛が多いようなのです。
だからこそ、
小児性愛を無罪化するために、
国連やWHOに様々な仕掛けをしているのです。
トランスジェンダーの問題もしかりです。
2024年1月にKADOKAWAから
刊行される予定で、
結局は出版停止に追い込まれた
「あの子もトランスジェンダーになった
SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」には
信じられないことが書かれています。
どういう内容の本かと言うと
トランスジェンダーだと自認する
特に10代の少女たちは、
本当はトランスジェンダーなどではなく、
社会によって作られたブームにより
一時的にのせられてしまっているだけだと
言うのです。
そもそもトランスジェンダーは
数万人に1人くらいとされており、
2012年以前の科学論文では
11~21歳の女児の例はありません。
にもかかわらず、
アメリカでは2016年から2017年にかけ
女から男への性別適合手術が4倍に増え、
イギリスでは2018年、
ジェンダー医療を望む10代の少女が
過去10年と比べ44倍にも増えました。
カリフォルニアやニューヨークなど
アメリカの多くの学校では
トランスジェンダーであることを
カミングアウトしても
プライバシーの侵害を理由に
親には知らされないことになっています。
そのため親不在のまま
性別移行のホルモン治療や
時には乳房切除が行なわれることも
あるのです。
さらに、イェール大学などでは
テストステロン(男性ホルモン)投与に
保険が適用されています。
以前、日本でも
それまではほとんどいなかった
多重人格(解離性同一性障害)の患者さんが
異常に増えた時期がありました。
これなどもテレビやマスコミで
盛んに紹介されたことでその存在を知り、
自分もそうかもしれないという思い込みが
患者さんを多数作り出したと
言われています。
トランスジェンダーの問題も
さんざんSNSなどで煽られ、
その気になってしまった少女たちが
たくさんいるのですが、
多重人格の患者さんが
爆発的に増えたのと似ている気がします。
なお、出版禁止になったこの本は
産経新聞出版から
「トランスジェンダーになりたい少女たち
SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇」と題し
令和6年4月に出版されましたので
興味のある方は読んでみてください。