ブログ:パターンを壊すという解決法

私の日常生活はかなり規則的で、
仕事はもちろんのこと、
自分のやるべき仕事も
淡々とこなしている方だと思っています。

そんな私でも、
唯一?できていないことがありました。

それが休日の有効利用です。

土日もセミナーや学会など、
結構予定が入っていることが多く、
全く予定の入っていない休日というのは
月に1回か2回程度です。

だからこそ、休日の前日は
まるで小学校の遠足の前日のように
嬉しくて眠れなくなることも
あるくらいです。

そんな楽しみにしている
休日の過ごし方ですが、
まず午前中は
いつも通りのルーティンをこなします。

十分に時間があるので
ブログをじっくり書いたり、
次回のブログの準備をしたりと
主に文章を書いたり
構想を練ったりする時間に
費やしています。

面白そうな映画があるときは
映画を見ることもあります。

いずれにせよ、それらが終わると
決まってするのが昼飲みです。

昼飲みではビールを2本と
日本酒2合くらいが標準です。

飲み終えると、だいたいいつも
13時くらいになっています。

ここまでは充実感と満足感があります。

問題はその後の時間が
空いてしまうことなのです。

昼飲みをした後は何もしたくなくなり、
そうかと言って単にボーッとしているのは
時間がもったいないと思ってしまうのです。

どうしようかと思いながらも、
結局はパチンコに行ってしまい、
せっかくの休日を
無駄に過ごしてしまうのです。

本当は、
森林浴や史跡巡りをしたりしたいのですが、
昼飲み後は全くその気が
湧かなくなってしまうのです。

そうかと言って、
昼飲みをやめるというのは、
せっかくの休日の楽しみがなくなり、
それもできません。

私の主催しているセミナーでも
参加者の皆さんにこの悩みを
何度も相談したのですが、
結局いい答えは見つかりませんでした。

ところが前回のセミナーでは、
ついにそのヒントが見つかったのです。

それは午前中のルーティンを
見直すということでした。

休日だけは午前中のルーティンをやめ
朝から出かけてしまうのはどうかと
思ったのです。

今までルーティンをやめるなんていう発想は
思いもよらないことでした。

そこで早速実行に移そうと思い、
トライしてみました。

先日、東京の「癒やしフェア」で
講演とワークショップをしたのですが、
その夜は小田原で泊まりました。

小田原には何度か泊まっているのですが、
いつもは朝の新幹線に乗り、
車中でブログなどのルーティン作業を終え、
11時頃に京都に入り、
そこで昼飲みをするというパターンでした。

今回は、小田原から箱根に行き、
芦ノ湖遊覧船などを楽しみつつ、
三島から新幹線で自宅に帰るという
計画を立てたのです。

箱根山に登るのに
朝一番のケーブルカーが
強羅(ごうら)を8時45分に出るため
それに間に合うように小田原を出発、
その後ロープウェイで
大涌谷(おおわくだに)まで登りました。

この日は快晴で、
雪をかぶった富士山が完璧に見えました。

普段、旅行に行っても
写真は撮らない人間なのですが、
この日は富士山が完璧すぎて、
思わず携帯(スマホではありません)で
写真を撮ってしまいました。

そこから再びロープウェイで下り、
終点の桃源台駅まで行きました。

時間もあったので芦ノ湖湖畔にある
遊歩道(セラピーロード)を歩き、
箱根駒ヶ岳ロープウェイのある
箱根園まで40分ほど歩きました。

そこからロープウェイに乗り、
駒ヶ岳山頂駅へ。

ここから見える富士山と芦ノ湖が
これまた絶景でした。

大自然の壮大な景色を見るのが
大好きな私がしたかったのは
こんな時間の過ごし方だったのです!

再びロープウェイで下山したのですが、
そのときのスタッフのおじさんが
面白い話をしてくれました。

いろいろな経緯があり、
芦ノ湖は神奈川県にありますが、
水は静岡県のものであり、
泳いでいる魚は神奈川県のものだと
いうのです。

ですから、神奈川県の人は
芦ノ湖の水を利用できませんし、
静岡県の人は魚を取れません。

なお、魚が勝手に静岡県の水を
飲むことに関しては
許されているようです(当たり前ですが)。

ロープウェイを降りると12時だったので、
そのまま近くのレストランで
軽く昼飲みをしました。

うな丼を食べながら、
ビール2杯のみという
かわいらしいものです。

少々物足りなさもあり、
その後に乗った箱根遊船でも
ビールを買って飲んでいました。

その後、バスで三島駅まで行きましたが
途中、三島スカイウォークという
日本最長を誇る400mの吊り橋があったので
そこで降りて吊り橋を歩いてきました。

結構揺れるので恐かったですが、
無事に渡り終えられてホッ。

次のバスの時間まで30分ほどあったので、
途中で買ったワンカップ大関を飲みながら
待っていました。

浮浪者が道端に座って酒を飲んでいるように
私は花壇の縁に座って酒を飲んでいました。

たくさんの観光客が、
こんなところに酔っぱらいがいると
いわんばかりの目つきで見ながら、
私の前を通り過ぎて行きましたが、
全く気にすることなく
ホタテのひもをかじりながら、
日本酒を堪能していました。

三島駅からは新幹線で帰り、
19時には自宅に到着しまいた。

今回は従来のパターンを壊し、
朝から行動し始めることで、
昼飲みもでき、かつ
充実した1日を過ごすことができました。

今後もこのパターンで
休日は過ごしていこうと思います。

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