ブログ:誕生日を機に始めました!
前回は65歳の誕生日を迎え
現実にショックを受けたことを
たくさん書きました。
そうは言いながらも
別にネガティブな思いに
沈んでいるわけではありません。
現実は現実として受け止め、
あとは残された時間をどうやって
生きていくかということも考えています。
もともと医療を変えたいという思いから
医者になったものの、
医療界の恐るべき権力と絶対性に対して
私一人ではどうにも歯が立たないと
思うようになってから
早20年以上が経ちました。
もちろんその間も
何もしなかったわけではありません。
ホリスティックコミュニケーション
実践セミナーを開始したのも
医療界に対する
ささやかな抵抗の気持ちの表われです。
このスキルや考え方を身につけ、
私の思いを理解してくれた人が
医療の世界で少しでも
活躍してくれたらという思いが
ここにはあります。
また何冊かの本を書きましたが、
それらもすべて今の医療に対する
アンチテーゼの意味合いが含まれています。
またコミュニケーション医学という
新しい言葉を使い、
医療はこのままでいいのかという
問題提起もしてきました。
さらに平成21年8月から令和3年3月まで
「心の治癒力への旅」というブログを通して
私の思いを書き綴ってきました。
そのブログと重なる時期もありますが、
平成28年1月からは
現在のこのブログも書き始め、
今も週2回の発信し続けています。
これらのブログを通して、
今の医療の問題点やあるべき姿についても
たくさん書いてきました。
最近は、当初から今現在に至るまでに
積み上げられた医療に対する私の思いを
1冊の本にまとめたいと思いを
持つようになりました。
ところが、このブログでも毎年、
今年は本を書きます!と言いながら、
前著からすでに10年が経ってしまい、
オオカミ少年状態と化しています。
実を言うと
本の原稿はすでにできあがっているのです。
ただ、それを読み返すと
今ひとつ面白くないのです。
今までの本は、
心療内科や緩和ケアの患者さんとの
実際のやりとりをもとに書いているので
十分本になりうる内容のものでした。
ところが今回書いているのは
私が考えていることとは言え、
様々な人が本やSNSでも言っていることも多く
目新しさという点では今ひとつです。
確かに「心の治癒力」を中心にすえ、
多くの人とは多少異なる切り口で
書いてはいるのですが、
どうも本になるようなレベルでもないなと
感じるようになってしまったのです。
それでもやっぱり、
みんなに読んでもらいたいし、
思いを伝えていきたいとは思っていました。
そんな折、「note」という
情報発信ツールがあることを知りました。
これだと書いた文章を投稿して、
自分の考えを発信し続けることができます。
これはいいかもと思い、
あれこれ調べてみると
確かに私にもできそうだったので
意を決してやることにしました!
一冊の本にするのではなく、
毎週1本ずつ記事を投稿することで
本一冊分の内容を
ここに書こうと思ったのです。
評価されるか否かよりも、
とにかく自分の思いを文章にして
世の中に発信し続けることが
今の私にできることだと思っているので
まずはこれでよいと思いました。
運がよければ誰かの目にとまり、
どこかでそれを1冊の本にして
出版できる機会もあるかもしれません。
大きなことはできませんが、
医者になった当初から思っている
現代医療のあり方や考え方への疑問や
本来のあるべき姿を述べる
よい機会になると思います。
ということで、
私の65歳の誕生日である8月19日に
本格的な文章の第一弾である
「何が病気を治すのか」を投稿しました。
もっともその準備として
8月7日に開始宣言を書き、
8月8日には全体の序文にあたる
「医者嫌いの医者がいいたいこと」を
投稿しました。
今後は週1回(最終的には木曜日?)、
投稿するつもりですので、
もしよろしかったら読んでみてください。
医者になったときの初心を貫くとするならば
今の私にできることは、
このような文章を書くことで、
一人でも多くの人に
思いを伝えることだと思っています。
今後、世の中にどのような変化が起こり、
どう変わるかはわかりませんが、
私が生きている限は、
この思いは貫きたいと思います。
これが65歳の誕生日を機に、
私が始めたことです。
黒丸先生へ
おはようございます。
私は黒丸先生ワールドにハマりにハマっています。
人のお世話が大好き!
御法話が大好きです。
人のお話しは聞きますが、直ぐに忘れますし、全くまとめられません。
なので、先生のセミナーは出来れば避けたい学びです。
でも魅了されるのです。
楽しくて面白くて。心、生活が変わって行ってます。
私は、本を読むのが、とてもとても遅くて苦手です。でも、『心の治癒力を上手く引き出す』を必死で読んでます(笑)
上谷さんへ。コメントありがとうございます。黒丸ワールドを大いに楽しんでください。