ブログ:幸せになるためのコツ②
今回も今井孝著、
「いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才」(すばる舎)をもとに
話をさせていただきます。
前回は、小さな幸せで
2時間を埋めることを中心に
話をしました。
今回はスケジュールの話をします。
スケジュールをうまく立てると、
仕事がはかどり、気分もよくなり、
目標も達成しやすくなります。
スケジュールを立てときに大切になるのが
「ご褒美」と「達成する仕事」を
はっきりとさせておくということです。
その際、
ご褒美を先に入れておくのがポイントです。
なぜならば、人はご褒美があるからこそ、
がんばろうと思えるからです。
私も晩酌や昼のみ、コンサートといった
ご褒美となる予定があるからこそ
頑張ろうという思いが出てきます。
今書いているブログも
休日の朝に書いていますが、
今日は11時から昼のみに行くと
決めているので、
それまでにすべて書き終える!
という気持ちになっています。
(実際、書き上げられました、
さあ、昼のみへGo!)
また1日のスケジュールを立てる際、
朝は達成感を得る、
昼はふれあいを感じる、
夜はリラックスするという流れを意識すると
幸せを感じる1日になりやすくなります。
私の場合は、
毎朝4時半に起きて活動を開始します。
ジムに行ったりブログを書いたりと
比較的エネルギーのいることは
朝のうちにすますことにしています。
仕事は8時半からは始まりますが、
それまでの4時間で、
ずいぶんとやるべきことができるので
それだけでも達成感があります。
やはり朝が一番集中力が高く、
効率よく仕事もできるので、
達成感が得られやすいです。
逆に午後は疲れが出てくるので、
どうしても集中力に欠けますし、
また外来があったりする日もあるので
自分の仕事は軽めのものを
充てることにしています。
私は午後の時間を使って
講演会や講座などの動画を
見るようにしています。
動画などは
いつでも見られるという思いがあるため
つい後回しになり、
結局見ずじまいになるということが
しばしばあります。
でも、動画は午後の外来が
終わったら見ると決めてからは、
毎日見られるようになり、
たまっていた動画も
すべて見終えることができました。
そんなことをしながら、
4時頃になるとまた元気がでてくるので
そこから帰宅時間の6時半までは
執筆や読書の時間に充てています。
6時半を過ぎたら
すぐに病院を出て帰宅の途につき、
7時からは、
至福の喜びである晩酌タイムの始まりです。
言うまでもなく、
この時間が1日の中で一番リラックスできますし、
最大のご褒美にもなっています。
これが私の1日の流れです。
なお大きな目標を達成するのも
考え方は同じです。
本を書きあげるといった大きな目標でも、
結局は毎日の積み重ねです。
日々の小さな達成感の積み重ねが
大きな目標の達成につながります。
もちろんその場合は、
継続が必要不可欠になりますし、
そのためにそれなりのコツがいります。
それは「小さな行動」と
「終わったら喜ぶ」ことです。
「小さな行動」とは、
頑張らずに継続できるレベルの行動です。
私は週2回ブログを書いていますが、
これが定着したのは7年前からです。
それまでは不定期でしたし、
「ブログを書かなくては」という思いが強く、
結構ストレスになっていました。
ところがあるときから
「毎日50文字だけ書けばOK」と決めたら
以来、毎日書けるようになりました。
50文字なら簡単に書けてしまいますし、
書き出しさえすれば、
すぐに100文字、200文字、
調子がよければ1000文字くらい
書けてしまうのです。
これが「小さな行動」の威力です。
この「小さな行動」を
日々のルーティンに組み込み、
習慣化してしまうのが
継続するためのコツなのです。
また、締め切りやタイムリミットがあると
集中してやることができます。
このブログも
毎週月金に出すと決めているので、
これがタイムリミットになります。
これがあるからこそ継続できているし、
1本書き上げる度に
達成感や満足感を
味わうこともできるのです。
また、ひとつの仕事が終わったら
十分に喜ぶことも大切です。
喜ぶという感情は、
また次も頑張ろうという思いの
原動力になるからです。
継続し続けることで
もしかしたらブログの書籍化という、
大きな目標の達成につながるかもしれません。
いずれにせよ幸せな人生を送るためには、
小さな達成感やふれあい、リラックスで
1日のうちの2時間を埋め、
それを大いに喜べばよいのです。
何をやってもつまらないというのは、
そのような小さな達成やリラックスの喜びを
十分に味わっていないからです。
皆さんも先ずは、
日々、満たされた2時間を過ごしてみては
いかがでしょうか。