ブログ:幸せになるためのコツ①

人は誰でも幸せになりたいと思っています。

しかし、日々の忙しさに追われ、
幸せなんて全く感じられないという人も
少なくありません。

これはとても不幸なことです。
なぜならば誰でも、
幸せを感じながら生きていくことは
十分に可能だからです。

ただそのためには
ちょっとしたコツがあります。

そのことについて書かれた本が
今井孝著、
いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才」(すばる舎)です。

要するに
「よい1日だった」と感じるためには
24時間すべてが素敵な時間である必要はなく
たった2時間で十分であり、
場合によっては10分や1分でも
よいということです。

とびきり感動した2時間の映画を見たり、
好きな男性から食事に誘われたとか、
そんなことがあれば、
その日はハッピーになるのです。

もちろん日常では、
こんなときめくことばかりが
起こるわけではありませんし、
そんな時間や機会もないかもしれません。

しかしそんなことを言っていたら、
いつまで経っても今のままです。

では、今までのような自分を変え、
日々幸せを感じられるようになるためには
どうしたらよいのでしょうか。

それには先ず、
大切な2時間を作り出すために
無駄な時間を減らす、
つまり「やらなくてもよいこと」を
やめることです。

私たちは毎日忙しいと言いながらも
かなり無駄な時間を使っています。

その典型はスマホでしょうか。
私たちは毎日平均2~3時間は
スマホを観ていますが、
そのほとんどは頻回のメールチェックや
なだれ込んでくる情報を
目的もなくダラダラと見て
時間を過ごしています。

また仕事でも、
非効率な仕方で仕事をしていることも
しばしばです。

さらに、やらなくてもよいことや
惰性で続けていることもたくさんあります。

例えば不要な資料作りや形式的な会議、
行きたくない飲み会、
惰性で続けている会や組織との
かかわりなどです。

これらがなくなるだけでも
ずいぶんと自分の時間が作れますし
ストレスも少なくなるので、
幸福感もずっと高まります。

私もホリスティック医学協会の会長や
関西支部の支部長をしていましたが、
今はこれらの役職をすべて降り、
一会員になっています。

それにより事務的な作業はなくなり、
企画を考えたりすることも不要になったので
驚くほど楽になりました。

なお、無駄な時間を見つけるためには、
毎日、自分が
どのような時間の使い方をしているのかを
記録してみるのはよい方法です。

そうすることで、いかに自分は
非効率な時間の使い方をしているのか、
ダラダラした無駄な時間の使い方を
しているかがよくわかります。

ある程度、無駄な時間をなくすことが
できるようになったら、
今度は小さな幸せで毎日を
埋めていくことを考えます。

とにかく毎日2時間だけでいいので、
好きなことで満たせばそれでよいのです。

自分を幸せにしてくれるものの中には
簡単にできることもあれば、
かなりハードルの高いものも
あると思います。

簡単にできることとしては
風呂やマッサージ、映画、飲み会などです。

私の場合は晩酌や昼飲み、
他には映画やコンサート、
ブログを書くといったところでしょうか。

幸せの種類を大まかに分けると
①達成感、②ふれあい、③リラックス
の3つに分けられます。

この3つの幸せのバランスを考え、
2時間の「最高のひととき」を
作るのがポイントです。

私は、ブログ書きやジムなど
毎日の習慣としていることが
いくつかあります。

これらは毎回、達成感があります。
特に週2回アップしているこのブログは
今や私の中では
最も達成感を感じられるものの
ひとつになっています。

ふれあいに関しては
一人でいる方が好きな私の場合、
それほど多くはない気がします。

時々、仲間と飲んだりしたり、
セミナーで受講生と会うとき、
2週間に一度遊びにくる孫の顔を
見るときくらいでしょうか。

リラックスによる幸せはたくさんあります。

特に、一日の仕事を終えて家に帰り、
晩酌をしながら食事をしている時間が
本当に幸せを感じます。

ですから毎日の夕飯時が
楽しみで仕方ありません。

ましてや休みの日に
昼飲みもできた日は最高ですし、
そこに夜の宴会なんぞが入っていたら
舞い上がりたくなるほど幸せを感じます。

ただここで注意してほしいことがあります。
それは「幸せ」と
「一時的な快楽」の区別です。

例えば、
ゲームやネットで動画を観たりするのも
楽しいと感じるでしょうが、
終わった後に不毛さを感じたり、
時に罪悪感を感じたりする人も
少なくありません。

そう思ったならば、
それは一時的な快楽に過ぎません。

ではこの両者はどのようにして
区別すればよいのでしょうか。

それは、
「それをしている自分自身は好きか?」
という質問に答えればわかります。

もし「No」であれば、
それは一時的な快楽に過ぎないので
時間の使い方を再考した方が
よいということです。

こうして先ずは小さな幸せで
毎日の2時間を満たすことから
始めます。

そして小さな幸せを丁寧に味わい、
大いに喜びを感じることも大切です。

そんな小さな幸せに意識を向けることで
人生の満足感も大きく変わってくるのです。
(続く)

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