ブログ:北海道の旅③~一喜一憂編

(前回からの続き)
登別温泉に到着し、
チェックインしたのが17時だったので
夕食の19時まで時間がありました。

そのため、その時間を利用して
近くの大湯沼まで行きました。

ここは水蒸気爆発によって形成された沼地で
底からは硫黄泉が激しく噴出しており
登別温泉の名所のひとつになっています。

近くに駐車場があり、
1回500円と書いてありましたが、
17時を過ぎていたせいか、
駐車場の係りの人はすでに
帰ったあとでした。

500円をどうすべきかわからず、
ここは市役所にたずねてみよう‥
なんてことするはずがありません。

結局、お金を払うことなく、
車を堂々と止めさせてもらいました。

奥の湯展望台や大湯沼展望台からは、
硫黄の臭いがプンプンする湯煙が
灰白色の沼一面から立ち上っているのが見え
なんとも幻想的な雰囲気でした。

夕食前の散歩を満喫した後は
旅館に戻り楽しみにしていた夕食です。

こぢんまりとした旅館でしたが
夕食は部屋で食べられ、
料理もおいしく大満足でした。

豪華な食事の他に
かに味噌の甲羅焼きも追加し、
ビールは4本、日本酒の熱燗は2合と、
先日のリベンジを十分に果たしました。

次の日は5時に起き朝風呂に入り、
5時半には嫁さんを起こし、
先日、行けなかった
登別温泉のもうひとつの名所である
地獄谷に行きました。

ここも先日の駐車場と同様、
本来は1回500円なのですが、
6時前と言うこともあり係の人はおらず、
どうぞご自由にお止めください状態でした。

そんな早くから仕事なんて
やってられませんもんね。

車を置いて1時間ほど
地獄谷巡りを楽しみました。

地獄谷も火山活動による水蒸気噴火で
形成されたもので、
約1万年前に生まれたと
立て札の案内に書いてありました。

早朝の気分のよさも手伝ってか、
「1万年前って言ったら
われわれもまだ生まれていなかったね」と
つい話しかけてしまいました。

実は内心、嫁さんもクスッと笑うか、
「親だってまだ生まれてないわ!」といった
つっこみが入るのではと
どこかで期待していた自分がいました。

しかしその期待は完全に裏切られました。
表情一つ変えることない完全無視。

その後しばらく無言の散策が続いたことは
言うまでもありません。

散策を終え、
7時からの朝食に間に合うように戻り、
部屋で朝食をいただきました。

普段朝食を食べない私は、
旅行に行ったときくらいはとばかりに、
ご飯を二杯も食べてしまいました。

これだけは飲むまいと思っていた牛乳まで
最後は飲んでしまいました。

何十年ぶりでしょうか、
牛乳なんぞを飲んだのは。

俺は人間だ!牛の乳なんて飲めるか!

そんな思いを持っているので、
大人になってからは
一切飲んでいなかったのに‥

朝食をすませ、
さっそく本日の目的地である富良野まで
車を走らせました。

朝食後すぐに出発したのですが、
二人ともセブンイレブンのコーヒーが
飲みたいと思っていたので、
コンビニを探しながら走っていました。

ファミリーマートが目に入ったのですが、
そこでもいいかなと迷っているうちに
通り過ぎてしまいました。

高速にのる前にあるだろうと思いきや
結局ありませんでした。

飲みたいコーヒーが飲めず
落胆した気分で高速に入り、
少し走ってナビを見ると、
なんと最初のサービスエリアに
セブンイレブンがあると
表示されているではありませんか!

これを見て、
少々落ち込んでいた嫁さんも
喜びをあらわにし、
今日は朝から幸先がいいと
気分も爆上がりでした!

意気揚々として
サービスエリアに入ったのですが、
どうも雰囲気が違うのです。

売店の周りには鉄パイプが組まれており、
明らかに改装工事中であることが
わかりました。

ショック!ショック!ショック!

期待感をさんざん煽っておきながら
一気に落とすなんて何を考えているんだ!と
サービスエリアに向かって
思いっきり文句を言いました。

さすがの嫁さんも意気消沈しており、
今回の旅行で
初めて気持ちが通じ合った気がしました。

仕方なくそこから延々2時間半走り続け、
高速からおりてしばらく走ったところに
セブンイレブンがありましたが、
もう目的地もすぐなのでスルーしました。

そうこうしているうちに
11時前には最初の目的地である
富良野に着きました。

富良野と言えばラベンダー畑です。

ガイドブックに載っているところは
何カ所もあるのですが、
とりあえず一番有名な
ファーム冨田に行きました。

するとすでにすごい人で、
大型観光バスが何台も止まっていました。

結構広い敷地にラベンダー畑はもちろん、
種々のお花畑があり色鮮やかでした。

ただ一番の見頃は7月下旬頃で
ガイドブックに載っている写真と比べると
やや見劣りがする感じでした。

でも十分きれいでしたし、
それなりに楽しめました。

その中でも最も印象的だったのが
トラディショナルラベンダー畑です。

これはメインのお花畑よりも
道路を隔てた奥にあるので
人もそう多くはありません。

でもそこに立てられていた
案内看板を読んで少々感動しました。

当初は香料の生産のための
ラベンダー作りでしたが、
合成香料や輸入香料により、
ほとんど採算が取れない状態となり、
ラベンダー畑を潰すことを決めました。

トラクターで潰す手前まで行ったのですが、
どうしてもできませんでした。

あと1年と思っていた昭和51年に
たまたまラベンダー畑が
国鉄のカレンダーになり、
それが全国に紹介されたのをきっかけに、
今日の奇跡的復活を見たのでした。

なんとも感動的な話しではないですか。
ラベンダー畑や花畑よりも
この話の方が私は好きです。

他にもラベンダー畑の名所が
たくさんありましたが、
同じようなもんだろうと思い、
これで富良野観光は終わり、
次の目的地である美瑛に行きました。
(続く)

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