ブログ:江原さんとのお話①
先日、スピリチュアルカウンセラーの
江原啓之さんと
お話をする機会がありました。
以前、何度かシンポジウムにお呼びしたり
講演会に呼ばれたときに
ご一緒したことはありました。
しかし今回は、
江原さんと私の共通の友人に声をかけられ、
一緒に会いに行きましょうということで
お会いすることになりました。
新幹線の改札口を出ると、
私の友人が待っていてくれると
思っていたのですが、
いくらあたりを見回してもいません。
改札口を間違えたかなと思い、
電話をかけてみようと
携帯を取り出したときに、
見知らぬ人が黒丸先生!と
声をかけてきました。
江原さんの秘書の方でした。
あちらですと言われ、
指さす方向を見ると、
江原さんが迎えに来て
くれているではありませんか!
「こんなに大きく手を振っているのに
先生は全然気づいてくれないんだから」と
言われてしまいました。
私としてはまさか江原さんが
直接迎えに来てくれているとは
思っていなかったので、
あの大きな体が
全く眼中に入りませんでした。
先に来て車の中で待っていた
知人らとともに、そのまま
昼食を食べに行きました。
メンバーは江原さんと奥様、
秘書さん2人、
私と知人、その友達の合計7名でした。
そこから延々、
あれこれ場所を変えつつ、
食事をしたりお酒を飲んだりしながら、
大いに話に花を咲かせました。
私はいつものように、
ビールを飲みながらの昼食でした。
さすがに私以外は、
昼から酒を飲む人はいませんでしたね。
お話したいことはたくさんあるのですが、
ここでは江原さんと話をして
私が感じたことを中心に
書くことにします。
江原さんというと、
言わずと知れた
スピリチュアルカウンセラーであり、
誰もが知っている存在です。
ただし、江原さんのことを
好きか嫌いかに関係なく、
一般的に持たれているイメージとは
ずいぶんと異なっているというのが
私の印象です。
本人も、自分はもっともスピ系に遠い
スピ系だと思う、と言っていましたが
私もそう思いました。
オーラの泉などで
有名になったこともあってか、
江原さんは死んだ人の思いを聞いたり、
相手の過去を見たりと
いったようなことばかりを
しているような印象があります。
しかし、彼の最大の関心事は
死後の世界や霊界の存在ではなく、
人それぞれが「今」をどうやって
生きていけばよいのかということです。
10年以上前にお会いした時にも、
こんなことを言っていました。
オーラの泉は三輪さんの番組であり
私にとっては前世や死後の世界なんて
実はどうでもいいんです。
世間一般の人たちが
霊の世界にはとても関心があるので
それに乗っているだけです。
本当に伝えたいのは、
霊界の法則に基づいた
現世での「善い生き方」なんです。
私たちがなぜ生まれきたのか、
本当の幸せとは何かということを
知ってもらうことなんです。
そのためには、
先ずは霊界や死後の世界の存在を
知ってもらう必要があると思い、
テレビに出ているだけですと、
そんなことを言っていまいた。
ところが、ほとんどの人は、
霊の世界のことにばかりに目を向け、
心のあり方や考え方につては
あまり目を向けないと嘆いていました。
また、何でもかんでも
悩みや問題、不幸があると
霊障のせいにしてしまうということも
残念がっていました。
実際は、霊障なんて
相談全体の10%程度であり、
あとの90%はどうやって
その人にとって一番幸せな道を
見つけるかという問題だというのです。
また、自分のことしか考えず、
ご利益信仰的な思いで
相談に来る人もたくさんいるそうで、
それが嫌で、今はもう相談は
受けなくなったとも言っていました。
ですから今回の江原さんとの話の中でも
霊的なことに関する話題は
ほとんど出てきませんでした。
では、どんな話をしたかと言うと、
例えば環境問題の話です。
特に今は自然農法に関心を持っており、
実際、自分の庭で野菜を育て、
それを食べているようです。
さらに自然農法のセンターをつくるとか
福岡さん(自然農法をやり始めた
福岡正信さんのこと?)のお弟子さんとの
つながりなど、
そんな話でしばらく盛り上がっていました。
当然、話はいろいろと飛ぶのですが、
出てくる人物が、有名人や政治家など、
あまりに話が大きすぎて、
ついていけないところも多々ありました。
もっとも、
裏話や当事者しか知らないような話なども
聞けたので、
それだけでも十分楽しめましたが。
また奥様の病気の話もされており
これもとても興味深く、
共感がもてました。
これについては
次回お話させていただきます。
(続く)
このブログに出会えたご縁に感謝申し上げます。
自分自身と向き合う事の大切さ、そして地に足をつけるという事、何事もしっかり考えること、心に響く言葉ばかりです。
書いてくださりありがとうございます。