ブログ:うんこ話の続き
前回うんこのよもやま話を書いたら、
ふと、自分のエピソードも書きたくなったので、
今回はその話をします。
以前にも書いたことがあるのですが、
私は昔、便秘症で、
学生時代などは1週間くらい出ないことも
普通にありました。
これはいけないと思い、
便秘によいと言われることを
あれこれ試してみました。
玄米食や納豆、乳酸菌飲料、「の」の字運動など
いろいろ試しましたが、
結局どれも一時的な効果しかありませんでした。
そのため半ばあきらめていましたが、
平成16年から、
「うんこ手帳」をつけることにしました。
これは、とても簡単なことで
うんこが出た日は手帳に「•」(黒丸!)を、
出なかった日は「×」をつけるという、
ただそれだけのことです。
この記録は今も続けているので、
すでに17年分の記録があります。
これを見ると最初の3年間は、
だいたい2日に1回程度の割合でしか
出ていませんでした。
うんこ率50%以下です。
4年目に初めて50%を超えたものの、
その後しばらく50%台にとどまっていました。
もっとも回数は少しずつ増え、
最初の4年は年間100回台でしたが、
5年目以降(6年目を除く)は200回台に
なりました。
そして8年目になると60%台に、
9年目には70%台と
大躍進を遂げたのでした!
さらに11年目には80%越えと
初の年間300日超えも達成しました。
そして15年目の平成30年には、
未踏の領域である90%越えを果たしました。
(329回/365日)
この記録はその後も破られていませんが、
過去7年間で300回に満たなかったのは
平成28年の292回の一度だけで、
あとの年はすべて年間300回を超えています。
ですから、今では9割近くは
うんこが出るようになったということであり、
便秘は解消されたと言ってもいいと思います。
しかし、なぜ便秘が解消したのか、
未だにその理由がわからないのですが、
運動の影響は多少あるかもしれません。
ジムに通い始めたのが
平成30年の5月からですが、
その年のうんこ率は初の90%越えでした。
その後の2年間もうんこ率87%ですので、
かなりいい線をいっています。
運動を始める前のうんこ率が
83%程度であったことを考えると、
運動はうんこ率の上昇に貢献していると
考えてもよいのではと思います。
ただし、運動を始める前から
うんこ率は少しずつ上昇しているので、
運動が決定的な要因ではないと思っています。
私は以前から、
緊張感があるとうんこが出るようになり、
リラックスすると便秘になる傾向があることは
気づいていました。
ですから試験勉強などで集中しているときなどは
うんこもよく出ましたし、
医者になってからも講演などをする日は、
緊張感があるのでちゃんとうんこが出ます。
逆に、ホッとしてゆったりと過ごしていると
うんこが引っ込んでしまうのです。
今でも時々、
「あっ!今日、うんこするの忘れた!」と
思うことが時々あります。
毎朝、うんこをすることを心がけていますが、
そのときにあまり便意がなかったりすると、
そのまま一日過ごしてしまい、
うんこをするのを忘れてしまうのです。
その点から振り返ってみると、
この7~8年は日々の充実感や、
いい意味での緊張感はあるので、
それがよい影響を及ぼしていることは
否定できないと思います。
うんこに関しては、
一時的に何かしたから
出るようになったというものではなく、
長期的、習慣的な小さな変化の積み重ねにより
腸の動きや腸内環境も変わり、
その結果としてうんこも出るようになったと
考える方が妥当です。
ですから、
これが一番の要因ですということが
なかなか言えないのです。
どうでもよいことを色々書いてしまいましたが、
とにかく、うんこ手帳をつけるだけで、
便秘症が改善したのは確かです。
便秘症の方、
一度、うんこ手帳を
試してみてはいかがでしょうか。