ブログ:意志力、集中力、習慣力との関係

意志力とは、自分をコントロールして、
ものごとを成し遂げる力です。
つまり、やるべきことを実行したり、
すべきではないことをやめたり、
目標を立て、
それを実現しようとする力のことです。

意志力は筋肉と同じで、
使うと消耗しますし、
鍛えることで強くなります。

集中力は、一つのものごとに対して
意識を集中して取り組む力であり、
習慣力は、ものごとを習慣化する力です。

これら三つは、とても深く関係しています。
例えば意志力はちょっとした行動を
意識的に続けることで高まります。

例えば、常々姿勢を正すことを意識するとか、
毎日一回だけ腕立て伏せをするとか、
それくらいなら絶対できる
といったレベルのことでよいので、
それを毎日続けるのです。

姿勢を正したり、腕立て伏せ1回なら、
難なくできるので続けられますし、
そのうち、それは小さな習慣になってきます。

それらが習慣化してきた頃には、
自分もできるんだという自己効力感が生まれ、
それに伴い、
もう少し頑張ってみようという思いが生まれ、
日常におけるさらなる習慣化に
取り組めるようになります。

この、もっと頑張ってみようという思いが
まさに意志力が少し鍛えたれた証なのです。
こうして、何か小さなことを習慣化していく過程で
意志力は次第に鍛えられてきます。

では、集中力はどのようにして
高めていけばよいのでしょうか。

集中力は意志力と相即不離の関係にあり、
意志力なくして集中力はあり得ません。

何かに集中しているときは、
当然、意志力は消費されます。
集中力が続くのは高々90分と言われています。

つまり意志力を増やすと同時に、
意志力を無駄づかいすることなく、
節約することで集中力を高めることができます。

意志力はちょっとした判断や決定、
例えば、資格試験の勉強をしようと思っても、
テキストはどこにあったかなあとか、
次に何をしようかとかといったことを
考えるだけでもどんどん消費されます。

当然、机の上にスマホがあれば、
視野に入っているというだけで、
無意識レベルであっても
エネルギーを使うことになります。

ましてや、見えるところにあるので、
ちょっと気になるという状況もしばしば起こり、
その都度、今は勉強に集中しなくては
という判断をすることになり、
これが意志力の無駄づかいになります。

さらに、メールをチェックするといった作業は、
集中力を途切れさせるため、
勉強を再開するためには
かなりの意志力を使うことになります。

つまり、集中力を最大限に発揮するためには
いかに集中できる環境を
つくるかということも大切ですが、
やるべきことを習慣化することで、
次に何をしようかとか、いちいち考えなくても
すぐさま行動に移せるように
しておくことが大切になります。

先ずは、小さな習慣から始め、
それにより意志力や習慣力を少しずつつけていく、
その過程で、最大限の集中力を発揮できる環境を
整える習慣もつけていくことで、
集中力は次第にレベルアップしてくるというわけです。

さあ、皆さんも先ずは小さな習慣から
始めてみませんか。

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