自分がワクワクすること、
本当にやりたいと思うことをやりなさい、
といった類の本をよく見かけます。

好きなことややりたいことをやっていれば、
自ずと仲間とのつながりができますし、
そこには様々なチャンスも生まれます。
そうすれば、それが仕事やビジネスへと
発展していくことも、
十分に起こりうるというわけです。

この考え方には、基本的には賛成なのですが、
だからと言って、今している嫌な仕事を辞めて、
自分の好きなことだけをしていれば、
誰もがうまくいくなどとは思っていません。
世の中はそんな甘くはないので。

前回お話ししたように、
自分がやりたいことをやっているというのは、
まさにコンフォートゾーンの中で、
仕事をしているという状態です。

この場合は、やりたいことと仕事が
ある程度一致しているので、
収入のことはあまり考えなくてもよいのですが、
ただ思いに任せ、やりたいことをやっていても、
そこに生活をしていくだけの収入が伴わなければ、
結局は立ち行かなくなるのは目に見えています。

以前「ソース~あなたの人生の源は、
ワクワクすることにある」(VOICE)を読みました。
ここに書かれていたのが、
自分のやりたいことをやっていれば、
人やお金は勝手についてくるというものでした。

この方法でうまく行く人もいるのでしょうが、
それはごく一部の人だと思います。
たいていの人はそう簡単にはいきません。

私のお薦めは、今やっていることの中に
ワクワクすることを見つけるか、
とりあえずの仕事をしながら、
土日などの休みを利用したりして
自分のやりたいことをやり、
それをどんどん広げていくという方法です。

理想とする仕事に就いている人や、
仕事の中にワクワクすることを見いだせる人は、
そう多くはないと思っています。

一方、土日を使って、
自分のやりたいことをやっていくという方が
現実的ですし、
本格的な仕事に移行するとしても、
リスクも少ないのではないでしょうか。

世の中には、起業する人もたくさんいますが、
いきなり起業するのはリスクが高く、
資金もそれなりにかかります。
そこで今流行りなのが週末起業です。

週末だけ、自分のワクワクすることをして
それを小さな仕事にします。
それがどんどん大きくなっていけば、
最終的には、本業の仕事は辞め、
ワクワクする仕事一本で
やっていくというわけです。

私も、普段は病院で勤務していますが、
土日はコミュニケーションセミナーや
講演などをしています。

私にとっては緩和ケアの仕事も大切ですが、
どちらがワクワクするかというと
ホリスティックコミュニケーションの
セミナーをしている方がワクワクしますし、
自分らしさを発揮できているからです。

だからと言って、病院を辞め、
これ一本でやっていくつもりは、
今はありません。
なぜならば、緩和ケアの分野でも
やりたいことが色々ありますし、
仕事の中でもワクワクすることもあるので、
それはそれで楽しめているからです。

今後、どうなっていくかわかりませんが、
私なりに模索をしていくつもりです。

皆さんもワクワクすることに、
もっと本格的に取り組んでみませんか。
もしかしたら、それが仕事になる日が
来るかもしれません。