先日、ちょっとした不注意により
車庫入れに失敗し、
妻の車の左前の部分を
少しだけへこましてしまいました。

「ドン」という音に気づいた妻は、
玄関に出てきて「今、ぶつけなかった?」と
やや慌てた様子で聞いてきました。

私は正直に、「ちょっとぶつけた」と言うと、
車のへこんだところを確認し、
「も~やだ~修理代払ってよ!!」と、
かなりお冠でした。

私が十分に後ろを見ていなかったことが
最大の原因ですが、
本来私が止めるスペースに
妻の車が置いてあったことも事実です。

私もつい「こんなところに置いてあるから、
いけないんじゃないか!」と言ってしまいました。
当然妻は、その言葉に反応し
烈火のごとく怒り出しました。

文句に付き合うつもりもなかったので、
そのまま寝室に上がって寝ました。

朝目を覚ますと、
妻からは怒りのメールが携帯に届いていました。
さらに、枕元には娘からの手紙までありました。
そこには、「お母さん、本当に怒っていたよ。
お願いだから、早く謝って仲直りして」と
メッセージが書かれていました。

そんなに大それたことではないのに
みんな大げさだなあと思いつつ、
メールも手紙もそのままスルーしました。

私が悪いのは明らかなので、
「ごめん、ぶつけちゃった」で済むことです。
もちろん、見ず知らずの人だったり、
患者さんを怒らせるようなことをした場合には
すぐに謝罪して、
その場をうまく収めるようなことは、
今まで何度となくやってきました。

ただ相手が身内だと、
そうスムーズにいかないものなのです。

もちろん、本気でやばい!と
思うようなことであれば、
当然謝るのですが、
別にこれくらい大したことないなあと、
思ってしまうようなことだと、
そんなに深刻ぶることもないなあと思ってしまい、
何事もなかったようにしていると、
文句や怒りが
雨あられと降ってくることになります。

信頼関係がない間柄の場合は、
大きな問題にならないためにも
すぐに謝った方が無難でしょう。

でも家族など身内の場合は、
信頼関係が成り立っているからこそ、
甘えてしまっているところがあるのかもしれません。

それ程真剣になることでもない状況で
謝るという真剣な行為は、
どうもしづらさを感じてしまいます。