ブログ:北海道の旅で気づいたこと②

今回の三泊四日の旅は、
レンタカーでの移動が多く、
トータルで700km近く走りました。
普段はあまり車には乗らない私としては
3ヶ月分の距離を
三日で走ったことになります。

もちろん全くの自由行動であったため、
どこに行くかといったことなど、
ずべて事前に決めておく必要がありました。
でも、これが結構楽しい作業でした。

具体的なコースと時間を調べたり、
ホテルや飛行機の予約をしたりと、
あっと言う間に時間が経ってしまいます。
つい夢中になってしまうんですね。

旅そのものは、もちろん楽しかったんですが、
でも、もしかしたら、
どこに行こうかとか、何をしようかとかと、
あれこれ考えながら計画を立てているときの方が、
旅そのものよりも
ワクワクしていた気がします。

期待感や未来の楽しみを
思い描くことの大切さは、
セミナーではよく言っているのですが、
今回は、この旅の計画を通して
再認識させられた気がしました。

このワクワク感は、
思いが実現する直前までであり、
実際に思いが実現されると、
ワクワク感は喜びや楽しみ、達成感に
取って代わります。

そしてその感覚も時間と共に減っていきます。
なんか、結婚と一緒だなあと、
ふと思ったりもしました。

また、いつもだと、
旅を終え、帰路につく頃には、
明日からまた仕事かと、
少々暗い気持ちになるのですが、
今回はそんなことはありませんでした。

帰ってからも、
仕事のことはもちろんですが、
セミナーや講演の準備など、
すぐさま取り組まなくてはいけないことが
いくつかありました。

そのため、木曜日に戻り、
金曜日から仕事が再開されましたが、
結構、充実感がありました。
病院に行って、早く患者さんを診たいという
思いにも駆られたほどです。

これも三泊四日の完全休息が
あったからこその結果だったのかもしれません。
そう考えると、
やはりオンオフのはっきりした
メリハリのある生活というのは
とても大切なんだなあと改めて感じました。

これがもし、休みが1週間だったら
どうでしょうか。
毎日忙しく働いているときには、
1週間の休みにとてもあこがれますが、
いざ、休みとなると、
6日目、7日目当たりは、
逆に早く戻って仕事を再開したいという気持ちに
なるかもしれないなと思いました。

一生懸命に働いたあとに、
ホッと一息つくからこそ、
そこに至福の喜びを感じるのであって、
ずっと休んでいてもいいと言われたら、
逆にその喜びは、いつの間にか
苦痛に変わってしまうのではないでしょうか。

ですから、どちらか一方だけではダメですし、
またそれが長すぎても短すぎてもダメなんですね。
適度なオンオフ、これが大切です。
戻って仕事を再開したときに、
ふとそんなことを考えていました。

余談ですが、今回の旅行中の3日間は
いつもの習慣はお休みさせて頂きました。
ウォーキングだけはずっと続けていましたが、
腹筋や腕立てなどの運動、
その他、読書や本をまとめるといった作業は、
やりませんでした。

もしも一人旅であったならば、
当たり前のようにしていたと思いますが、
今回は二人旅でしたし、
年に一度の完全休息のときくらいは
全ての日常を忘れようと思い、
そのようにしました。

でも、帰ってきてからは
今まで通り、決めたことをやっています。
習慣になっていることであれば、
このような例外的な日があっても
問題ないということも
改めて確認できた次第でした。

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