先日、新幹線で東京に向かう途中で、
見知らぬところから
携帯に電話がかかってきました。

隣の席には人が座っていたため、
必要最小限の言葉で
そのまま座席でやり取りをしていました。

私が交わした言葉は以下のようなものでした。
「ハイ‥あ、そうですか‥
あれ、2年後だと思っていたんですが‥
そうですが、来年だったんですか‥
わかりました、それで結構です‥」

こんな感じの会話でした。
それからしばらくして、
ちょっとしたきっかけから隣の女性と
少しおしゃべりをすることになったのですが、
その人は美容関係の仕事で
海外を飛び回っている人でした。

一通りあれこれ話しをしたあと、
今度は私の仕事について聞かれたので、
医者をしていると言いました。

その際彼女は、
先程の私の電話でのやり取りを聞き、
てっきり同じ美容関係の仕事を
している人かと思ったと言うのです。

私は敢えて、
内容がわかるような単語は使わなかったので、
どのようなことについて話しをしていたのかは
想像するしかないのでしょうが、
やはり人は、自分の視点からものごとを考え、
イメージしてしまうものなのだなと
つくづく思いました。

多分彼女は、自分と同じように
私も美容関係の商品の取引でもしているんだろうと
電話の会話を聞いて思ったのでしょうが、
実際には、イエローハットからの
車検のお知らせの電話でした。

人は常に自分を中心に考える生き物なんだなあと、
あらためて認識させられたエピソードでした。