6月19日(日)は父の日でした。
子供たちからプレゼントをもらうことは
あまり期待していなかったのですが、
一日遅れの6月20日(月)の夜に
二人の娘がプレゼントをくれました。

私が夕食を食べ始めると、
長女が、「これ、プレゼント」と言って、
お酒らしき形をした代物をくれました。
包みを開けると、案の定ウィスキーでいた。
いかにも父の日らしいプレゼントでした。

長女からのプレゼントをありがたくもらった後、
再び食事を食べ始め、
それもそろそろ終わりに近づいてきた頃、
「ただいま」と、次女が帰ってきました。

そのままダイニングルームに入って来るなり、
「はい、これプレゼント」と言って、
いきなり渡されたのは
スーパーで買ってきた
ブロック状のヒラメの刺身、ひとパックでした。

880円の値札と
30%オフのシールが貼ったままで、
それをただ、透明のビニール袋に入れただけの
きわめてシンプルなものでした。

一瞬、スーパーで買い物頼んだっけ?と、
思ってしまうほどの、
あり得ない度200%の父の日のプレゼントに
さすがの私も目が点になってしまいました。

もっとも、過去にプレゼントを
もらった記憶がないので
ヒラメの刺身であったとしても
嬉しいと言えば嬉しいのですが‥

妻も、この極めて簡素なプレゼントを見て
さすがに気の毒だと思ったのか、
「せめて、切り身にしてお皿に盛ってあげなさい」
と言ってくれました。

すると、すぐさまキッチンに入り、
そこで奮闘すること数分、
荒々しく切り出された刺身の断片が
皿に載せられてテーブルに運ばれてきました。

ほぼ夕食を食べ終え満腹になっていた私ですが、
さすがに食べないわけにもいかず、
「おいしい」と言いながら全部平らげました。

それにしても、発想が奇抜と言うか、
あまりに適当と言うか、
はたまた天衣無縫と言うべきかわかりませんが、
一生忘れられない
父の日のプレゼントになったことだけは確かです。

もっとも、中身が何であれ
プレゼントをもらったことだけは確かですから、
それだけでもありがたいことです。
二人の息子は、父の日すら
眼中になかったようですから。